National Museum of Artiglieriaで奥さんが好きなミロの展示会が開催されてたので行って来た。これもアボナメントカードで無料。

現代アートを理解するのは難しいというか不可能だと思うけど、ミロはそういうことがわからなくてもなんとなく可愛らしい雰囲気、色を楽しめる。

ところが館内の説明にあったミロの言葉によれば、そのユーモラスな側面は意識的に表現したものではなく、自分の気質の悲劇的な部分から逃れようとする必要性から生じたものらしい。

まあとは言え結果的にユーモラスなので、根っこがダークなものから逃れようとしたものであってもそれを楽しめばいいのだと思います。

ミロによる自身の作風の解説
色使いからして可愛らしいというのも珍しい
笑って手を上げてるように見えます

どことなく先週見たティム・バートンと通じるものがある。ティム・バートンのキモさを取っ払ってもっと鮮やかにした感じというか。

でもやっぱり中には全く理解できないものもあります。これは幼稚園の落書きと何が違うんだ?みたいな苦笑

これは・・落書きでしょうか?

何枚かは本当に幼稚園児の作品を紛れ込ませてるんじゃないかと疑ってしまう。それをありがたがってみる来場者を撮影して人間観察してるんじゃないかと。

その他に意外だったのはレコードジャケットも手掛けてるってこと。骨董市でよく古レコードが売られているけど、そういう中にミロ作品があったらプレミアムになってるんだろうか?ちなみにRAIMONというアーティストのレコードでした。

ミロが手がけたレコードジャケット

見ていてウキウキするような絵がたくさんでした。とりわけ奥さんは大満足で図録も購入してました。

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