宿に荷物を置いたら、早速観光へ。
モン・サン=ミッシェル観光のハイライトはやはり修道院でしょう。
明日は元日で修道院はお休みだそうなので、今日のうちに参拝しておきます。
部屋を出て参道を登って行くとすぐに着きました。

モン・サン=ミッシェルの修道院

チケットを買って順路を進むと、修道院の変遷を表した模型がありました。
最初は小さな建物だったんですね。増築に増築を重ねて今の姿になりました。
長い時間をかけて増築したのでロマネスク様式とゴシック様式が混ざった建築になってます。

10世紀頃の修道院
11〜12世紀頃の修道院
17〜18世紀頃の修道院
現在の修道院

修道院のテラスからは湾が一望できます。段々潮が満ちてくる時間帯みたいで、速い潮の流れがよく分かります。
昔は多くの巡礼者がこの潮の流れにのみ込まれて命を落としたそうです。
キレイな風景だけど、危険で怖い場所でもあるんですよね。

速い潮の流れ

修道院の中は割とがらーんとしていて、ちょっと殺風景な感じ。
修道院にあった彫刻にちょっと惹かれました。
去年エルサレムを旅行したおかげで、キリスト教の物語にちょっと詳しくなったからだと思います。
ユダの裏切り、鞭打ち、磔刑、十字架から降下、復活の場面です。

イエスの彫刻

あとは中庭とか、食堂とかをさらーっと見て終了。シーズンオフのせいか、修道院は空いていたけど、出口にあったお土産売り場は大盛況。
こんなもん誰が買うんだというようなトートバッグとかもばんばん売れて行きます。僕はそういう所は冷静になっちゃうんだけど、盛り上がってノリノリでしょーもないものを買えるテンションがちょっと羨ましいです。いやホントに。全力でその瞬間を楽しむって大事ですよね。
ということで修道院はそんなに感動せず。
やっぱりモン・サン=ミッシェルは夜空に輝く星と一緒で遠くから見るからこそ良いんだぞと。
修道院を後にして、対岸からモン・サン=ミッシェルを眺めてみることにしました。

下りは壁際の道を歩いて降りました

島の出口からシャトルバスで対岸へ。日本人のツアーの添乗員が「ここが一番綺麗に見えます」って言っていた堤防のような場所でしばしモン・サン=ミッシェルを眺めました。
まー確かにキレイかな・・・。感動が少ないのはモン・サン=ミッシェルはあまりに有名すぎて、現実よりもめちゃくちゃキレイな写真をいくつも見てしまってるからなんだと思います。
なんかイマイチ海に浮かんでる感も無くて、明らかに陸続きなんですよね。
やっぱり大潮の時に行くのが良いんだと思いました。でもサラリーマンは時期を選べないので仕方ないです。

これが精一杯ロマンチックな写真です
Share this:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Comments