モライ

今日はクスコ近郊を観光する日です。
3日前に聖なる谷を観光した時に軽い高山病にかかってしまったので、ちょっとビビってる僕らは朝食の時にたくさんコカ茶を飲んでおきました。
正直コカ茶の味はあんまり好きじゃないし、これが高山病にどれほど効果があるのかよく分からないけど病は気からって言うし。

コカ茶でばっちり高山病対策

朝食を終えてロビーでガイドを待っていると、3日前にお世話になったドライバーが若い日本人女性3人を連れてホテルに入って来ました。3人のうち一人はぐったりしている。
ドライバーは液体が入った白いプラスチックのボトルをフロントに渡してなにやら説明し始めました。
どうやら女性は高山病にやられちゃったみたい。見たところ僕らの時よりも酷そう。ドライバーさんが持っていたのは多分薬でしょう。僕らが処方してもらった薬よりも本格的な薬のようです。
観光に出かけようとしたけど、体調が悪くてホテルに戻って来たのかな??朝イチで高山病になることもあるんだなあ・・・。ますますビビる。まあ3日前よりははるかに高地に慣れているはずだから大丈夫なはずと自分に言い聞かせる。
今日のガイドさんは約束の時間(8時15分)の5分前にホテルに来てくれました。
今回の旅行のガイドさんで時間前に来たのは彼だけ。あとはみんなたいてい10分くらい遅刻して来ましたね。この辺、国民性なんだろうなあ。
ということで定刻通りホテルを出発。
オリャンタイタンボの手前にあるモライとマラス塩田を目指して聖なる谷を走ります。
いかにもアンデスという感じの風景が続く。富士山よりも高いところを走る。雲が自分よりも下に流れてる。日本にはここより高いところはないんだなあ。
1時間ほど走ったけどまだ着かない。結構遠いのね。
ようやく小さな町に着いて車が止まった。ガイドさんが何やら話しかけてきました。・・・スペイン語で。今日のガイドさんはスペイン語しか話せません。そもそもこの人はガイドじゃなくてドライバーなのでしょうがないです。
当然ほとんど分からないんだけど、どうやらここがマラスの町のようです。

マラスの町

おー、マラスに着いたのか。塩田はどこなんだろう?歩いて行くのかな?と思っていると車が再び走り始めました。ん?マラス終了?塩田は??
ドライバーさんが今日のツアー内容をちゃんと把握してるのかどうかすら確認できず、僕たちはただ連れられていくしかありません。でもドライバーさんの説明を聞いているとどうやらモライがここよりも先にあるからモライを先に観光して、その後にマラスにまた戻ってくるみたい。
ちょっと不安だったけど、そう信じるしかないです。
マラスからさらに1時間近く走って、ようやくモライに到着!
いやー遠かった。
車を降りると冷たい雨が強く降っていて、観光には不向きなコンディションだったけどポンチョをかぶって観光スタート!
モライというのはケチュア語で「丸くへこんだ所」という意味らしい。写真のようなきれいな丸い段々畑が深く掘られてます。この写真のモライの周辺にもいくつか同じようなモライがあるんだけど、このモライが一番キレイに残ってます。

モライ

インカの人はここで農作物の実験をしたようです。地球の歩き方に書いてあったんだけど、畑の最上層と最下層の温度差は5〜10度。深さは100mもある。確かにかなり深い。
あまり激しく動くと高山病が心配なので、ゆっくりゆっくり下って行きます。
マチュピチュでもみかけた石壁にくっついている階段で段々畑を1段1段下がっていく。
かなり深いなあ。雨は随分小雨になったけど、これを帰りは登るのかと思うと、ちょっと不安になるくらい深い。
5〜10度の温度差は感じられなかったけど、深さ100mは実感できました。
モライは思っていたよりもはるかに大きくて深いです。
それと本当に綺麗な円形。
今でもここで実験ができそうなくらいキレイ。水路もちゃんと残っていてインカの人の息づかいが聞こえてきそう。
その造形美とインカの人の暮らしを感じることが出来て想像以上に感動しました。

中心ではなにやらお祈りしてる人達が・・・
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