モライとマラスの塩田ツアーからクスコに戻って来たのは13時半頃。
予定では12時過ぎに帰ってくるはずだったので、午後はサクサイワマンとかクスコ近郊の遺跡を回るツアーにでも参加しようと思ってたけど、この時間だともうちょっと間に合わないなあ。
まあ色々遺跡見たからもう良いか。
まずはゆっくり昼ご飯でも食べようってことでアルマス広場の隣のレゴシホ広場に面したカフェでランチ。
ロモサルタードのサンドイッチとクスケーニャ(クスコの牛肉)のサンドイッチとお水2本でだいたい40ソル(1200円)でした。
お店の外の広場に面した回廊で食べたんだけど、食事中に色んな物売りや物乞いが代わる代わるやって来ました。子供も多かったけど、学校が終わってから小銭を稼いでるのかな?クスコ市内では制服姿の子供をたくさん見かけたけど、こういう物売りをしている子供は通学できていないんだろうか・・・。
注文してから料理が出てくるまで随分かかってようやくサンドイッチ登場。どちらも似たような味だったけど美味しかったなー。

ロモサルタードのサンドイッチ

食事が終わるともう15時過ぎ。さてこれから何しようか。
とりあえずぶらぶら歩き出すと、観光案内所を発見。
中に入って、観光のパンフレットをいくつか見ていると、トランビア・デ・クスコというクスコ近郊をぐるっと回る観光バスがあるらしい。しかも15時30分にアルマス広場を出発するバスがあるみたい。よしこれに乗ろう。後5分だ!急げ!いや高山病になったらいかんから急いじゃダメだ。急がないように急ごう。
アルマス広場に到着するとそれらしいバスが通り抜けていくのが見えました。
ああー行ってしまったか?
広場にいた警官に乗り場を聞いて15時30分のバスはもう行ってしまったかと尋ねると、多分まだ大丈夫だとのこと。しばらく一緒に待っているとバスがやってきました。さっき通り過ぎたバスが戻って来たのか、別のバスなのか分からないけど、とりあえず乗れるらしい。
警官が運転手に何やら合図して止めてくれました。

トランビア・デ・クスコ

このバスはアルマス広場が出発地点のはずなんだけど、バスに乗り込むとすでにお客さんがたくさん乗っていたので、おそらく僕らは正規の出発場所じゃないところで乗せてもらったんでしょう。
ちょうどバスの右側に2席だけ空きがあったので、そこに座りました。
・・・が、もし席を選べるのであれば、左側に座るのをお勧めします。
約1時間15分のツアーですが、見どころはほとんど左側に見えました。
バスはアルマス広場を出発して細い路地を通りながら、教会や古い通り、市場などを案内しながらゆっくり進みます。女性ガイドが英語とスペイン語で解説してくれますが、残念ながらほとんど聞き取れない。ああ、もっともっと語学力が欲しい。

ガイドの解説を聞きながらクスコを回ります
市場・・・確かそう言ってました

バスのハイライトは街を見下ろすキリスト像が立っている丘です。
ここからの景色を見る為にこのバスに乗ったと言っても過言じゃない。だけども雲行きがどんどん怪しくなってきた。頼むから丘に着くまでは持ちこたえてくれー。
バスは馬力の都合上、ちっとも見どころじゃないただの坂道でもゆーっくりゆーっくり進みます。
早く丘に行かないと雨が降って来ちゃうよってちょっと心配だったけど、無事お天気の内にキリスト像の丘に到着!ここでバスツアー唯一の下車(ただし5分だけ)が許されます。
バスを降りると大きな虹が!キリスト像と虹。ありがたやー。

キリスト像と大きな虹
赤い屋根のクスコの街

丘から見下ろすクスコの街は本当にキレイ。遠くの山にはVIVA EL PERUの文字が見えます。
ここがインカの都だったんだなあ。
と余韻に浸っている時間はほとんどなく、もうバスに戻る時間です。
慌ただしくバスに戻ろうと振り返るとそこにはサクサイワマンが。予定ではここも観光するつもりだったけど、どうやらその時間は作れそうにない。遠くからで我慢しとくとしましょう。
キリスト像の丘からアルマス広場に戻る途中でサクサイワマンをちらっと眺めることが出来ます。
遠くから見ていてもデッカイ石だというのがよく分かります。
もう少し旅行日程にゆとりがあればなあ。やっぱり南米ともなると2週間くらいは確保したいですねえ。
後ろ髪を引かれながらも、バスはアルマス広場に戻っていきました。

キリスト像と大きな虹

ちなみにこのバスの参加料は観光中にガイドさんが集金します。
一人20ソルということで二人分で40ソルちょうど支払うと何故か10ソルのお釣りが返ってきました。
??お釣りを間違ったというレベルじゃないけどありがたく頂戴してしまいました(笑)
丁寧な手書きの領収書までくれてしっかりと40ソルって書いてあるのに・・・。
勘定合わなくてあとで上司に怒られちゃったかなあ・・・。

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