オリャンタイタンボ

ランチを食べたレストランから聖なる谷を西へ進みます。
途中ででっかいカエルがへばりついたように見える岩を通りました。
はるばる地球の裏側まで来て聖なる谷にいて神秘的な気持ちになっているせいか、ちょっとだけ本当にその昔にカエルが岩になっちゃったんじゃないかなって思えました。

カエル岩。分かりますか?

車を走らせること約1時間。オリャンタイタンボに到着。
ここから電車に乗ってマチュピチュに向かいます。でも電車の出発時間までまだ4時間以上ある。
どうやって時間をつぶそうかと思っていたら、ガイドのLANAさんがオリャンタイタンボの遺跡に連れて行ってくれることになりました。オリャンタイタンボ観光は予定には無かったんだけど、ピサック遺跡を途中でリタイアしたから、替わりに案内してくれることになったのかな?
モーターサイクル・ダイアリーズでもチェ・ゲバラ達が観光した場所だったから、できればオリャンタイタンボは見てみたかったんだよね。もしかしたらもともと予定通りなのかもしれないけど、期待してなかったからちょっとラッキーな気がしました。
車を降りると結構強めの雨。旅行前にアウトレットで買ったAIGLEのポンチョが早くも役立った!
この緑とベージュのポンチョは、機能的にももちろん優れものだけど、デザインがカワイイくてお気に入りです。ペルー旅行中にも何回かすれ違う人が
「ナイスなポンチョだね」
って声をかけてくれました。
ポンチョの国ペルー(勝手な決めつけですけど)でポンチョを褒められるって嬉しいもんです。というか、他人のファッションを気さくに褒める国民性って良いですねえ。日本で知らない人から
「そのジャケット良いですね」
なんて言われることはまずないですよね。
それはともかくオリャンタイタンボ遺跡ですけどね。
まず階段がハード。見上げてしまう程急で長い階段です。
さっきまで高山病で顔面蒼白だった奥さんは大丈夫だろうか?

オリャンタイタンボ遺跡。
長くて急な階段です・・・

ゆっくりゆっくり階段を登ったところで、くるりと反対側を向くと谷の反対側の山にインカ時代の穀物倉庫がちらほら見えます。
LANAさんは、後で時間があったら登ってみれば?と言ってたけど、とてもそんな元気はございません。めちゃくちゃ急な山だったので、本当に登れるかどうかは不明です。
で、その穀物倉庫があるあたりをよーく見ると、おじいさんが荷物をしょって歩いているように見える部分があります。王冠をかぶっているように見えるおじいさんは「創造神ウィラコチャ」として崇められているそうです。
本当にそういう風に見えます。これは事前情報が全くなかったせいか、かなり感動しましたね。オリャンタイタンボ遺跡そのものよりもウィラコチャの山のほうが感動しました。

創造神ウィラコチャの山

頑張って階段を登りきると、有名な大きな六枚岩の広場に出ます。
この六枚岩の意味はよく分かっていないそうですが、当時は岩にピューマやインカ十字が彫られていたようです。驚くのはこの巨石達が谷の対岸の山、つまりさっきのウィラコチャがいるほうの山から運ばれて来たらしいということです。
ピラミッドとかもそうだけど、こんなにデッカイ岩をどうやって運んでどうやってこんなに高いところまで持ち上げたんでしょうね。もうそういうことを考えるだけで本当に神秘的な気持ちになります。

6枚の巨石

広場をしばらく見て、遺跡の下のほうを回ると水路や沐浴場のようなところがたくさんあります。
その中の王女の沐浴場というちょっと面白いところがあります。
どういう意味があるのか分からないけど、水路を指でなぞると水の流れが変わって、水が石壁を伝うようになります。そしてしばらくするとまた元の流れになります。
・・・ちょっと意味が分かりにくいですね。写真で見るとこんな感じです。

通常はこんな流れです
指でなぞるとこうなります

まあ、これを見た時は
「へー、面白いね。ちょっと不思議だね」
という程度だったんだけど、後日土産もの屋でここの絵はがきを発見してビックリ。
春と秋(それって今かな?)には、夕陽を受けると、なんと王女が手を差し伸べて水を受けている影が現れるのです!

王女の影が現れます!

なんて神秘的なんでしょう!これを実際に見られたらさぞかし感動しただろうなあ。残念ながら雨が降っていたので、実物は見れなかったけどこの絵はがきだけでも充分感動しました。
絵はがきはもちろん即購入(笑)
オリャンタイタンボ遺跡。行けると思っていなかっただけにかなりの感動でした。

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