朝起きてホテルの庭へ。綺麗な朝日を期待したけど残念ながら曇り。それでも霧がかかってこれはこれでランゲらしいので良し。
ホテルの食堂で朝食。いかにもオーガニックなイタリアの田舎という感じのシンプルで優しい朝食。卵はここで飼ってる鶏が産んだものみたい。
朝食後ちょっとドライブ。昨日教えてもらった丘の上の教会へ。
丘に広がるワイン畑を見ていたら、教会の隣がワイナリーであることに気がついた。
まだ9時半なのでとても営業しているとは思えなかったけど、テイスティングもしているようなのでダメ元で敷地に入っていく。
すると2匹の番犬が僕らに向かって激しく吠えてきた。
ゴメン、ゴメン。すぐ帰りますよ。
すると建物からおばあちゃんが顔を出した。
「すみません。何時から営業ですか?」
「何時に来たいの?」
いや・・・今なんですけど笑
家の人は今で払ってるから・・後にしてと一度断られたのだけど「まあ良いや玄関に回って」と迎え入れてくれました。
旦那さんと娘夫婦が運営しているらしく、おばあちゃんは経営にはほぼノータッチらしい。でもとりあえず試飲はさせてあげられるから飲んでってと。
ホント突然すみませんね。僕は運転があるから遠慮して妻と妻のお母さんがいただく。しばらくすると娘さんが帰ってきた。今日は隣町のCanelliのトリュフ祭りに出展していて、僕らのためにちょっと戻ってきてくれたんだって。
重ね重ねありがとう。英語が話せる娘さんに色々説明してもらった。小さなワイナリーだから年間製造量は1万本程度と言ってたけど、本当かな?
高いワインでも20ユーロくらいだったから、年間売上20万ユーロだけ?もちろん原価もあるわけで、それで2世帯家族が食べていけるだろうか?もしかして1種あたり1万本かな?
こんなにもてなしてくれたので当然2本購入させていただきました。
ワイン畑も少し案内してくれた。
「ここから下の畑が全部ウチの畑」
と説明してから、「あ、もちろん全部って見える範囲全部って意味じゃなくてこの辺の範囲ね」って言い直して笑ってた。分かってます大丈夫です。
ここに来た時は僕らに警戒して吠えまくってた2匹のワンちゃん達もすっかり懐いて尻尾を振ってお見送りしてくれました。
思いの外素晴らしい観光ができた。さあそろそろホテルに戻ってチェックアウトしますか。
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