せっかくランゲのブドウ畑に行くんだからワイナリーでテイスティングをした方が良かろうということで、RATTIに来ました。

以前、DA MILANO, CERETTOは行ったことがあったので、行ったことがなくて、いかにもランゲ!という感じの風景が見れそうなワイナリーということでRATTIをチョイス。RATTIはスーパーでも見かけるワインで高級路線ではないけど、創業者のRenato Rattiはバローロワインを有名にした立役者。会社の同僚はみんな彼のことを知ってるほど、ピエモンテでは有名な人のようです。

Rattiの駐車場からの景色

予約時間の少し前に着いたのでロビーで少し待たせてもらう。高級ホテルのロビー見たいな雰囲気で素敵。

RATTIの製品ラインアップ
CAVATAPPI(ワインのコルク抜き)コレクション

時間になって他のお客さんも来てワイナリーツアー開始。
他のワイナリーと同様にワインを醸造している樽を見せてもらう。

バローロ熟成中

面白かったのは地下の一部の壁をくり抜いてこのランゲの土地の地層を展示しているコーナー。
この粘土質の土地は一般的な作物を耕すには貧しい土地なのだけどブドウ栽培には一番適しているそうです。

ランゲのワイン畑の地層

一通り説明が終わり試飲室へ。CERETTOに匹敵する素晴らしい眺めの試飲室!

素敵な眺め!

僕は運転があるので残念ながら試飲はしなかったけど、この雰囲気を味わえたのは良かった。

ネッビオーロ2種、バルベーラ、バローロ、そして何故かソーヴィニオン・ブラン。

この地域の地層、気候は案外ソーヴィニオンにも適していると当代の社長が考えたそうで、最近テスト的に作っているらしい。作っている本数が少ないから輸出はしていなくてこの辺だけで販売しているらしい。

ネッビオーロの1種は実質的にはバローロと同じなんだけど、バローロを名乗れる生産数に限りがあるからネッビオーロとして販売するしかないのだそうな。会社の同僚のワイン通はネッビオーロとバローロの違いも必ずわかると言ってたけど、こういうワインでもちゃんと「ネッビオーロ」と判断できるのだろうか。同じブドウ種で製法も同じだったらいくらなんでも無理だと思うけど・・・。

こちらの5種を試飲しました(僕以外)

ツアーの内容も試飲室から眺める景色もどれもこれも最高でした。どうやらワインそのものはまあそんなに感激するほどの代物ではなかったようだけども、まあそれでもランゲでこの光景を眺めながらバローロを飲めるという経験はワイン好きでなくても楽しいと思います。

ランゲでワインの試飲をするなら今のところはRATTIとCERETTOがおすすめです。

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