パリ最終日の夕食。
何度も書いていますが、かなり疲れ切っていたのでホテル近くで探すことにしました。
Trip advisorで検索すると徒歩圏にかなり評価の高いビストロ発見。
行ってみると雰囲気もよさそう。

LE PETIT LITTRE

こじんまりとしたお店で中に入るとオーナーらしき人が家族や友人と食事してました。
もう営業終わりかな?と思ったけど、まだ大丈夫でオーナーらしき人が席に案内してくれました。

いい雰囲気!

今日までは結構観光チックなお店ばかりで食事してきたので、こういうお店を見つけられてかなり嬉しい。
疲れもちょっと吹き飛んでテンションが上がります。
黒板に書いてあるメニューは思いっきりフランス語なので、ウェイターがひとつひとつ訳してくれました。

意味は分かりませんが、おしゃれなメニュー

その説明の中で「伝統的なフランス料理」というのが聞き取れたので、ハンバーガーを食べたがっていた奥さんに無理矢理それを薦めました。どんな料理かは全く分かりませんが、とにかく伝統的ならそれしかないだろと。
僕はバジリコのリゾット。
あとは、カマンベールチーズのフライにしました。
テンションが上がっちゃってたので、胃腸が疲れ切っていることはすっかり忘れて・・・。
まずはグラスワインで乾杯。すごく美味しい。
オイシイ、オイシイってはしゃいでいるとウェイターさんがボトルを持ってきてくれて、銘柄を見せてくれました。Grololoという銘柄でした。ラベルは安っぽかったけど、そんなの良いんです。旅の発見。日本で見つけたら飲んでみよう。
全く違う印象になる可能性大だけど(笑)。
次にカマンベールのフライが出てきました。
美味しいんだけど、やはりパンチ力がある。

カマンベールのフライ

その後がメイン。
僕のバジルのリゾットもクリーミーでバターたっぷり。バジルと聞いてなんとなくさっぱりしてるんじゃないかと思ったけど、そんなわけないですよね。でも本当に美味しいんです。疲れてなければ最高だったはず。

バジルのリゾット

そして奥さんのメインですが、子牛のブランケットという料理。
ブランケットというのが、フランスの伝統的な料理なんだそうですが、ひらたく言うと肉のクリーム煮なんだそうです。
当然の破壊力。

子牛のブランケット

バターに胃がやられているので、軽くハンバーガーを食べたいと言う奥さんを強引に説き伏せて出てきた料理がこのパンチ力(笑)。申し訳ないと思いながらも笑ってしまいました。本当に美味しいんだけど、残念ながら食べ切れませんでした。
僕の悪いクセとして「その土地の伝統料理」と聞くとつい頼みたくなってしまいます。
でも今日の昼に中華料理屋に行ったら地元の人で賑わっていたように、伝統料理がその土地の今を表してるとも言えないですよね。本当に食べたい物を食べたら良いんだと思います。うん。良い教訓。
なんだかちっとも良い記事になってないけど、本当にいいお店なんです。もしまたこの辺に来ることがあればまた来ると思います。その時はハンバーガーを食べよう!
LE PETIT LITTRE

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