モンパルナスタワーで朝食を食べた後は、モンパルナス駅から在来線でヴェルサイユ宮殿へ向かいます。
ヴェルサイユ宮殿にはもちろん来たことが無かったけど、これまで色々なところを旅して「宮殿」ってだいたいこんな感じだろうなーというイメージが出来ていたので、今回の旅行ではヴェルサイユ宮殿には行くつもりはありませんでした。
でも旅行前に読んだ「王妃の館」という小説でヴェルサイユ宮殿が出てきてちょっと興味がわいたのと、やっぱり有名どころだから、まあ行っとくかと。
シーズンオフの冬でも結構混むというので朝一番で向かいました。
最寄り駅から15分くらい歩くとどどーんと宮殿が現れました。
確かに凄い迫力なんだけど、やっぱり想像していた域を出ない。なんかインターネットやテレビで何でも見られちゃう世の中の不幸せを感じるなあ。
朝一番に来ただけあって待ち時間無しで中に入れました、建物の中はバカ広くて礼拝堂とか誰それの寝室とか色々な部屋がいくつもいくつも繋がってます。不思議に思うんだけど、ある部屋に向かうには色々な部屋を通らないと行けない構造になってるわけなので、例えばちょっとどこかに行こうとすると誰かの寝室を通らなきゃいけないみたいな弊害がありそうです。
当時はどうしてたんだろ?
多分ガイド付きのツアーだったら、こういう疑問はなんなく解決するんでしょうね。でも別に良いです分からなくて。昔はどうしてたんだろーね。それで良いんです。
数ある部屋の中で有名なのは鏡の回廊。なんだけど、これも想像通り。まあ豪華は豪華だけどさ。そんなに感動しないなあ。
ここはかなり混雑してました。朝が早いせいか、日本人がかなり多かったです。
建物内はさらーっと見て、お庭へ。王妃の館にも出てくるけど、この庭が広すぎる。運河もあります。
遠すぎて端っこが見えません。
ということでこの広すぎる庭はプチトランという小さな観光バスで回ります。プチトランに乗ってマリー・アントワネットの離宮に到着。・・・が中に入れるのは12時からとのこと。あと30分もある。そして極寒。
ということで断念しました。乗ってきたプチトランで運河まで行きました。旅行の疲れと寒さでヘトヘトになりながら庭を散歩しながら帰りました。
シーズンオフってこういうことを言うんだな。パリはやっぱり夏のほうが良いんだろうなーなんて思いながら宮殿を後にすると、入口はこれからヴェルサイユ宮殿に入ろうとする観光客が長蛇の列を作っていました。
うーむ。シーズンオフでもこの混雑か。夏場はさぞかし混雑するんだろうな・・・。