ヴェルサイユ宮殿から電車でシテ島へ。サン・ミッシェル駅で降りてまずは腹ごしらえ。

おしゃれな地下鉄入口

年齢のせいか、前半で生魚介を食べ過ぎたせいか、寒さのせいか分からないけど、胃腸がこれ以上無いくらいに疲れてます。下してるわけではないんだけど、もうバターは1gも入りませんと僕の胃袋が叫んでます。ということで、中華料理屋に入りました。温かい汁物を食べることにしました。
よく海外旅行に来てわざわざ日本食を食べる人がいますが、僕はそういう人を全く理解出来ませんでした。何故はるばる遠い異国の地に来ているのに、数日後に嫌って程食べられる日本食を食べるのかと。
でも今は理解出来ます。本当は味噌汁が食べたいんだけど、日本料理屋が発見出来なかったので中華にしました。

中華にしました

中に入ると案外地元の人っぽい白人の人がほとんど。よく考えたら日本でも日本人が毎日寿司やてんぷらを食べるかと言うとそんな事無いわけだし、地元の人がよく行く店というのはフランス料理屋ではなく、こういう店なのかもしれないですね。
ワンタンメンとジャスミンティーを注文。ジャスミンティーがとっても胃に優しい。そう言えばここ最近温かい飲み物と言えばコーヒーばっかりだった。お茶がこんなにありがたいとは。
ワンタンメンも決してさっぱりした料理とは言えないんだろうけど、フランス料理に比べれば何倍も優しい。
ちょっとだけ元気が出ました。

パリのワンタンメン

腹ごしらえを終えていよいよシテ島へ。フランス観光最終日にしてようやくシテ島です。シテ島は何と言ってもかの有名なノートルダム大聖堂があります。

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂と言えば塔の上にたたずむキマイラという怪物が有名だけど、塔の入口には長蛇の列。オフシーズンでもこんなに行列になるとはさすがパリ。
今日が観光初日なら多分並んだと思いますが、疲労困憊だったためノートルダム大聖堂の周りをぐるっと回って、観光終了。

自分の首を持ってあるいたというサン・ドニ

続いて向かったのが近くにあるサント・シャペル。ここも長蛇の列だったけど、ステンドグラスが必見と聞いていたので頑張って並びました。小雨が降る中20分程待ってようやく中へ。ステンドグラスは確かに素晴らしい。でも晴れた日だったらもっとキレイなんだろうな。

サント・シャペルのステンドグラス

一部の壁は改装中だったけど、四方が縦長のステンドグラスに覆われています。旧約聖書、新約聖書の色々なシーンが描かれているんだけど、最も分かり易いキリストの受難は聖遺物箱の祭壇の後ろにあるためなかなかよく見えません。なんとか十字架にかけられているキリストを発見しましたが、その他のシーンはよく分かりませんでした。ということでこの祭壇じゃまだなーと思ったわけですが、この祭壇の箱にはかつて、とんでもない聖遺物が納められていました。なんと茨の冠と十字架の破片だそうです。
今はノートルダム大聖堂の宝物庫にしまってあるそうな。
しかも毎月金曜日に公開されているんだって!
それって今日じゃないか・・・。だからノートルダム大聖堂はあんなに長蛇の列だったのかな?でももう戻る元気は無し・・・。まあまたいつかパリに来ることがあれば行ってみることにしよう。

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