ワイナピチュ登山の入口

7時半前くらいにワイナピチュ登山の入口に到着。
入口の名簿に名前と登山開始時間を書きます。稀に滑落したりして行方不明になる人がいるからなんだそうです。

この山のてっぺんを目指します

ということで、やや緊張感をもって登山開始。
歩き始めてちょっとするといったん下ります。その後いよいよ本格的な登山開始。
かなり急な階段もあるけど、そういうところはワイヤーが張られているので思っていたよりも簡単に登っていけます。奥さんはちょっと疲れが溜まっていたので、休み休み進んだけど30分位でかなり見晴らしの良いところまで来れました。滑落事故がたまにあると聞いていたからちょっとビビってたけど、よっぽどふざけたりしない限り落っこちて死んじゃうような危険は無いんじゃないかと思います。

急なところはワイヤーが張られてます

頂上近くに石造りの遺跡があります。軽装備で登るのだけでもきついこんなに急な山に石を積んでいくっていうのはどういうモチベーションなんだろう。なにもこんな高いところじゃなくても農作物は育てられたと思うんだけどね。

こんなに高いところにも遺跡が

この遺跡を登りきると本当に綺麗な景色がひろがってました。眼下に雲。その下にマチュピチュ遺跡。んー絶景かな!

眼下にマチュピチュ遺跡!

ここまで来ると頂上はもうすぐ。
大きな岩と岩の間のせまーい階段をくぐり抜けます。
小柄な僕でも通るのがきつかったから、大柄な外人さんは結構大変なんじゃないかな。

岩の間の階段を登って

岩から出てくるとそこが頂上でした。
途中で休んだり、写真撮ったりしたけど40分くらいで着きました。危険も全く感じなかったし、体力的にもそんなにきつくなかったなあ。
頂上には大きな石がごろごろしていて、みんな思い思いにベストポジションを探して座ったり、写真撮影したりしてます。狭い頂上に20人くらいの観光客がひしめいているから、ちょっと窮屈な感じ。しかも僕らが着いた時には9割方日本人でした。ここは高尾山か?って間違えそうなくらいニッポンでした(笑)
まあ、おかげでたくさん写真撮影お願い出来ましたけど。

頂上からの眺め

やっぱり苦労してここまで来たから「頂上」にありがたみを感じるけど、頂上は人が多いから、気持ちが良いのは頂上からちょっと降りたところです。
雲の下に見えるマチュピチュを見下ろすと、とんでもないところに街を作ったんだなあってつくづく思うなあ。
マチュピチュが見渡せる場所で1時間近くぼーっと過ごしてから下山。
下を見ながら進むせいか、登る時よりも下る時のほうが怖く感じますね。
高所恐怖症の奥さんは階段に手を付きながら進んでました。
僕はそこまでは怖く感じなかったけど、同じように手を付いている人達がいたので、高所が苦手な人にはちょっと大変かも。

下りはちょっとこわいです
急な下り階段
おっかなびっくり進みます

とはいえ、怖いのは頂上付近だけ、しばらく下ると普通の山道になるのであとはらくちん。
下りは30分くらいで戻って来れました。
そのままマチュピチュに戻っても良かったんだけど、ワイナピチュとマチュピチュ遺跡の間にある「SMALL」な山「Huchuypicchu(読み方分からず)」にもちょっと寄ってみたくなりました。

SMALLにも寄ってみました

奥さんは山登りはもうたくさん。ということだったので、遺跡の入口で待ち合わせることにして僕だけ登りに行きました。
Huchuypicchuはワイナピチュに比べるとかなり小さくて、ちょっと走るくらいのペースで登ったら10分くらいで頂上に着きました。だけども、ワイナピチュよりもスリルがある道でした。ロープが垂らしてあるでっかい岩を登ったり、断崖絶壁で落ちたら死んじゃう的な階段もあります。

断崖絶壁な階段
ロープで岩を登ります

頂上からの景色は低い山だけにワイナピチュとは比べようもないけど、ちょうど見張り小屋と反対側からマチュピチュが見られるという感じです。マチュピチュは翼を広げたコンドルの形をしていると言われているけど、ここからの景色が一番コンドルっぽいと思います。時間的、体力的に余裕がある人は是非寄ってみて下さい。
ただし、お足下要注意です!
ちなみに僕が登った時は、他に登山者は誰もいませんでした。奥さんもいなくてホントの一人っきりだったので、ちょっと寂しくてすぐに下山しちゃいました。

コンドルに見える?
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