ホテルの部屋にレストランのガイドブックが置いてありました。
昨日ヴァレッタの旧市街で見つけたGIANNINIというレストランが良さげだったので、ガイドを見てみると「要予約」とありました。
海外で要予約のレストランなんて行ったことが無かったけど、今回の旅行は両親も一緒なのでちょっとくらいいい店が良いかなと思い、ホテルのコンシェルジュに予約を頼みました。
思えば、コンシェルジュに何かを頼むのも初めてだ。
というかコンシェルジュがいるホテルに泊まったのも初めてかもしれない。
朝食前にコンシェルジュに頼んでみると、即座に
「無理」
って答えが返って来た。
「なんで?」
「今日は大晦日だから、どこもいっぱい。昨日も色々当たったけど全然空きがなかったんだよ」
とのこと。
えええ、大晦日にファーストフードみたいなお店で夕食を済ますはめになるのは嫌だなあとがっかりすると、コンシェルジュはとりあえずレストランがオープンする昼頃にトライするからもう一度来てくれと言う。
で、ヴァレッタの観光の後にホテルに一旦戻ってレストランの予約にトライ。
まずはGIANNINI。18時頃の予約で聞いてみると、20時までに食事が終わるなら席があるけど、2時間だと多分食事は終わらないから無理だとのこと。ずいぶんスローフードだな。2時間で終わらんもんかね。まあ後ろが詰まっていて焦りながら食事を食べるのは確かにちょっとイヤかもな。
あとは他に知ってる店も無かったので、コンシェルジュにおまかせで探してもらって、数件あたった後にようやくLa Vecchia Doganaというお店に予約出来ました。
コンシェルジュありがとう!

La Vecchia Dogana

La Vecchia Doganaはヴァレッタの近くのPIETAという港町にあります。
ホテルからの距離はそんなに遠くないんだけど、かなりの坂道なのでタクシーで行きます。タクシーで5分くらいなのに10ユーロ取られました。まあぼられてるんだろうけど、2,3ユーロくらいなら良いか。
マルタの料理はあんまり美味しくないという話も聞きますが、ここはかなり美味しかったです。
港に面していて雰囲気も凄く良いです。
18時過ぎにレストランに着くとお客さんは一人もいなかったけど、19時くらいからどんどん混んで来て、20時には満席に。20時が夕食開始のピークのようです。
大晦日の今日はコース料理のみ。メイン料理やデザートは選択肢がいくつかありました。
僕はマルタソーセージのパイ。両親はステーキとサーモン。奥さんもサーモン。
一番美味しかったのがパスタ。カルボナーラみたいなソースが絶品でした。パスタがニョッキだったことだけが残念でならない。ニョッキってじゃがいもが入ってるらしいんだけど、僕はじゃがいもが大好きなのにニョッキだけはあんまり好きじゃないなあ。
キライってことでもないけどね。
ということで、この素晴らしき大晦日のディナーの写真を載せます。

にんじんとオレンジのスープとツナのミニパイ
ホタテのココナッツソースがけ
絶品パスタ!
マルタソーセージのパイ
ドルチェその1
ドルチェその2

20時半頃食事が終わって、帰りのタクシーをお願いすると大晦日ということでなかなかタクシーが見つからず30分くらい待ちました。
でもって、帰りのタクシー代は17ユーロ!行きの10ユーロでもボラれたと思ったのに17かい!
一応「17ユーロ??」
って驚いてみせたけど、タクシーの運ちゃんは
「大晦日だから」
の一点張り。
まあしょうがないか。それにしてもマルタのタクシーはまったくメーター使いませんね。
メーターが付いてるのかどうかさえ分からなかったです。

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