カンボジア旅行4日目の今日は午前中はトンレサップ湖とオールドマーケットのオプショナルツアーに参加。
ホテルを出発してまずはトンレサップ湖に向かいます。
シェムリアップの街から15分くらいで湖に到着。トンレサップ湖は東南アジア最大だそうですが、雨季と乾季で大きさが約3倍違うらしく、乾季でも東南アジア最大なのかどうかは不明。ただ、最も小さい時でも琵琶湖の3倍の大きさなので、かなり大きいことには間違いない。
大きな湖だけあって、300種ものの淡水魚が住んでいるらしい。
でもって住んでいるのは魚だけじゃなくて、人間も住んでます。水上生活者です。
その水上生活の様子が今日のツアーの見どころなわけです。

トンレサップ湖の船乗り場

船乗り場からボートに乗り込みます。船の運転手も湖の水上生活者。
出発して数分で水上生活者の家が見え始めました。
うるるんで見るようなチチカカ湖の水上生活を思い浮かべたんだけど、かなり想像と違ってました。
伝統的な湖の暮らしを守り続けているというよりは、単なるスラム街の様相を呈していました。
水上生活者の家の前を通ると、家の中まで丸見えです。
貧しい人の家を覗き見しているようで、ちょっと居心地が悪く、なにやら罪悪感もあります。水上生活者は覗かれるのはなれたもんで、ボートが通っても全く気にしていないけど、小さな男の子がこちらに向かってパンくずを投げつけてきました。
ボートの運転手が叱りつけてたけど、この男の子の行動は水上生活者の本心を現していたんじゃないかな。
金持ちが見下してるんじゃねえよ!というメッセージしかと受取ってしまいました。

水上生活者の家
カラフルな家
移動式八百屋
水上バスケットコート

もちろん貧しい家々だけではなく、船の八百屋とか、バスケットコート、学校、教会もあります。湖に浮かぶ街です。
トンレサップの街をぐるーっと回って、食堂のような水上小屋で休憩。
そこでは何故かワニが飼われていました。昔は湖にワニがいっぱいいたらしい。
このワニがなかなか元気に動き回ってました。動いているワニを初めて見ました。動いているワニは思ったよりも興奮します。

元気なワニたち
トンレサップ教会

そんな感じで約1時間のトンレサップ湖ツアー終了。
マサイ村ほどではないけど、地球にはこんな生活をしている人もいるんだなあって刺激を受けましたね。

オールドマーケット

街に戻ってからは、オールドマーケットを探索。ガイドが一通りお店を紹介してくれた後、奥さんがお土産を買いました。
カンボジアに限ったことじゃないと思うけど、こういう市場では値引き交渉があたり前、
最初の言い値の半分とか3分の1とかまで容易に下がります。スタートの値段からしてずいぶん安いので、あんまり交渉する気が起こらないけど、奥さんはこういう値段交渉が楽しくて仕方ないらしい。
「オネエサンキレイー(だから買って)」
とかお世辞を言いまくる店員さんに
「お姉さんのほうが綺麗!(だからもっと安くして)」
と逞しくネゴシエーションしてました。

厳しい商談交渉中

市場を回ってここで解散かと思いきやツアーに昼食が付いているとのことで、100%観光客向けのレストランで日本人好みに味付けされたカンボジア料理を頂いてホテルで解散しました。

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