紅葉シーズンの京都では夜にライトアップしてるお寺がけっこうあります。
僕たちもぜひ一度行ってみたいと思ったんだけど、先日の永観堂の混雑にけっこう参ってしまったので、メジャーどころは避けることにしました。
そこで狙いをつけたのが天龍寺塔頭の宝厳院というお寺。そんなにお寺に詳しいわけじゃないから、どこが有名なのか、人気があるのかよく分からないけど、少なくとも東福寺や清水寺よりはマイナーだろう。
と、思ってたんだけどね。それでももの凄い混雑でした。
嵐山にあるせいなのかな?18時頃に到着すると100mくらいの入場待ちの長い行列。ちなみに嵐電とのセット券(700円)を持ってる人は並ばずに入れます。通常の入場券は600円なので嵐電に乗る人は絶対こっちがオススメ。
行列は見た目よりも早く進んで20分くらいで入れた。
だけども本当の混雑を思い知るのはここから。中の庭園も人人人。永観堂も凄かったけど、通路が狭くて暗い分だけこっちのほうが凄い混雑に感じた。
係員の人が大声で
「写真を撮る人は通路の左側に!右側は歩く人に空けてくださーい!」
って叫び続けているのも雰囲気を壊しちゃってた。
そもそもライトアップって確かに紅葉は綺麗だけど、庭園全体は暗いからその良さがほとんど分からない。よってもってここの売りでもある嵐山の借景も当然全く見えず。
満員電車のようにぎゅうぎゅうの状態ではちょっと・・・。
それでもやっぱり一度は来てみないと、ライトアップがどんなものか分からないからね。来てみて良かったとは思いますよ。夜には二度と行かないけど(笑)
もらったパンフを見る限り苔の庭は春や梅雨時も雰囲気が良さそうなのでまた別の時期に改めたいと思います。
そういえば・・・この宝厳院のライトアップで一番紅葉を美しく見られるのは参道です。
その参道というのは入口の外にあるので、行列に並ぶ必要もないしお金を払う必要もないのですよ・・。
ちなみに塔頭ってなんだか知ってますか?僕は知りませんでした。
「とうとう」って読んでたけど、これは「たっちゅう」って読みます。
禅寺の偉い僧侶が亡くなった後に、敷地内に建てる塔や小院のことを言うそうです。
勅使門とか塔頭とかオンコロコロセンダリマトウギソワカとか仏教用語?を色々覚えた秋でした。
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