つくづくミーハーだなと思うわけだけども、世界遺産という言葉に弱いです。
世界遺産の肩書きが付くと2倍3倍のありがたさです。
この苔寺はそんな「世界遺産」の肩書きに加えて「限定公開」のプレミアム付き。もったいぶられると行きたくなるのが人ってもんですよね。
どんな限定公開というと、往復はがきに希望日を書いて拝観申し込みをします。で1週間くらい待つと時間が指定された許可証が返送されてくるって仕組み。往復はがきなんて初めて書いたよ。どっちが返信用コメント欄か分かんなかった(笑)。
僕らが指定された時間は10時。家からバスで20分くらいだからそんなに辛くないけど、地方から観光に来る人にはちょっと早いよねえ。近所だから10時指定だったんだろうか。
この往復はがきのやりとりだけでも結構ハードル高いと思うけど、さらにハードルを高くするのが冥加料3000円(一人)!ちょっとした遊園地で遊べるくらいのお値段ですねえ。かなり期待が高まります。
指定時間10時の15分くらい前に西芳寺到着。受付をすませた後、本堂で「摩訶般若波羅蜜多心経」と「坐禅和賛」というお経をみんなで唱えた後、各自願い事を板に筆で書いてお供え。硯で墨をするなんて小学生以来なんじゃないかな?ウグイスの鳴き声を聞きながら、筆をとるなんて風流だったなー。
その後いよいよ、苔の庭園へ。
見どころが苔だけに、庭園が一番美しい時期は梅雨頃らしいです。ガイドブックでそれを知ってからあわてて申し込みました。
庭園は池泉回遊式庭園と枯山水庭園に分かれてるけど、圧倒的に前者が美しいです。ベルベットのような一面に広がる苔。不謹慎ながら、こんな綺麗な苔の上でサッカーしたら楽しいだろうなーなんて考えちゃいました。何枚も写真を撮ったけど、全然実物のよさが写せなかった・・・。心に刻み込めってことですね。
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