ピカソ美術館 Museu Picasso

細い路地で1時間待ちました

ピカソ美術館
Museu Picasso
訪問日時:2007年12月30日(日) 17:00
入場料:6ユーロ(常設展のみ)
※公式サイトで2008年の価格を見ると9ユーロになっています。値上げしたのかな?
待ち時間:1時間10分
オススメ度:A
備考:写真撮影禁止

ピカソ美術館はけっこう並ぶって聞いてたから夕方に行きました。
どんなに混むって言われてる美術館も、夕方だとそんなに待たずに入れるって経験的に知っていたから。
ローマのバチカン美術館やフィレンツェのアカデミア美術館がそうでした。
ところが!ピカソ美術館はダメだった。17時に到着したっていうのに1時間も並んだ・・・。ほそーい路地で1時間も。
奥さんと交代で並んでゴシック地区をブラブラ散歩っていう選択肢もあったけど、陽が落ちてからのゴシック地区の一人歩きは危険って聞いてたので二人でじっと我慢しましたよ。
1時間並んでようやくチケット購入。チケット売り場でこの入場待ちの原因がはっきりしました。受付の女性二人の勤労意欲がめちゃめちゃ低いのよ。警備員とくっちゃべってなかなかお客さんの相手をしない。もっとテキパキ働きなさいよ。このチケット売りの女性達は、外でどれだけ多くの人が行列を作ってるか分かってるんだろうか?
ようやく僕たちの番になると、特別展にも入場できるチケット(確か8.5ユーロ)と常設展だけのチケット(6ユーロ)があると説明された。常設展だけで良いですと告げると、なぜか積極的に特別展の営業トークをしかけてきた。なんでもピカソが所有していた絵を公開していて、こんなに多くの画家(モディリアーニとかセザンヌとか)の絵があるよとか、特別展と常設展のチケットを別々に買うよりも、コンビネーションチケットだと安くてお得だよとか・・・。
ちっともやる気がないのかと思ってのに、特別展を一生懸命に売り込もうとする姿勢にけっこう驚いた。
だけども、彼女の営業トークは僕らにはあまり響かず常設展だけのチケットを購入。既に一日歩き回って疲れていて、これからピカソの絵を山ほど見るわけだから、その上セザンヌだのルノワールだのっては、キャパオーバーだなということで。
美術館に入るとチケット売り嬢の仕事ぶりがトロいせいか、そんなに混雑しておらず非常に見易かった。もしかしてああやってトロトロ人を捌くことによって、入場制限してるのかな?であれば非常に丁寧な仕事ぶりと言えるけど・・・。
前置きが長くなったけど、肝心のピカソ美術館の展示内容はなかなか興味深い構成になってた。
ピカソというとほっぺたに鼻がくっついちゃったような落書きみたいな絵を思い浮かべるけど、これはまさに絵を極めて行き着くところまで行き着いた形なんだなーっていうのがよく理解できる。
ピカソはマラガ生まれバルセロナで育ち。バルセロナに10代前半で移住したらしいけど、既に14歳とか15歳で完成された絵を描いてるのね。素人の僕が言うのもアレだけど既にメチャクチャうまい。そこからだんだんデフォルメ化が進んで、ブルーのモノトーンの絵ばっかり描いた青の時代とかを経てキュビズムへ辿り着くわけ。その変化の過程の作品をしっかり見ることができる。
むしろピカソチックなキュビズムの絵の割合は少ないかも。
突然あんなトンチンカンな絵を描いたんじゃ世間に理解してもらえないよね。もっとも僕は順を追って見ても、全く理解出来なかったけど。ただベラスケスのラス・メニーナス(Las Meninas)をモチーフにした作品群は圧巻。あの絵がこう見えるのか?ピカソには?マンガみたいにデフォルメされた犬がすんげえカワイイ。

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