最近骨董市の開催情報を調べて、小さなピエモンテの村を回ってます。骨董市はいつも日曜開催。

骨董市をきっかけにまずは知らない街に行って、そこからレストランとかちょっとした名所を少し回ります。今日はBene Vagiennaという街(村?)。

Bene Vagiennaの骨董市

到着後遅めの朝食。美味しそうなパン屋発見。

こちらのパン屋で朝食を

店内に入るなりとてもいい香り。イタリアの食事は美味しいけど実はパンはそんなに美味しくない。平均レベルは日本の方が上だと思います。

でもここはいわゆる美味しいパン屋の香り。

美味しいパンの香りが漂う

甘めのパンを二つ購入。

Sfoglia di Mele(アップルパイ)

店内では食べられないので骨董市を見ながら食べたところ、激ウマ。12:30の閉店前にもう一度行って同じものを購入。店員さんももちろん覚えていてくれて
「美味しかったでしょ?」
と聞いてきた。はい。もう実に美味しかったです。新規店なのか、Googleマップに登録されていないのだけど、SAPORE DI PANEというお店です。

もしBene Vagiennaにお立ち寄りの際は是非。今のところイタリアで一番美味しいパン屋(まあそんなにたくさん知らないけど)。

骨董市では古いアイロンを5ユーロで購入。ドアストッパーにしようと思います。

骨董市の後は町外れにローマ遺跡があるということで寄ってみた。

Bene Vagiennaのローマ遺跡。だーれもいない・・・

想像通りというか、石ころが転がってるだけで特に感動もないのだけどこの遺跡の脇にあったロカンダが人気のようで車がたくさん停まってる。

さっきパンを食べたばかりだけど、美味しそうなので行ってみよう。

なにやら人気のロカンダ

すると満席で30分ほど待てば・・という状況。うーむ。まあ腹ペコじゃないし、周りに特にいきたいレストランもないので待つことに。ローマ遺跡でくつろいで待ちました。

円形劇場跡地

こんなところに円形劇場もあったそうな。ローマやヴェローナみたいにしっかり残っていればここが観光名所になっていたかもなあ。

ちなみに30分待っても僕ら以外に一人も観光客は来なかった。なお入場は無料。管理人も不在。

時間になって入店。典型的なピエモンテ料理だけではなく、オリジナル感のある料理も。ネギとじゃがいものスープと軽めのバーニャカウダにペペロニのローストなるものを1皿目に選んで、2皿目はタヤリンとカボチャ、栗、ゴルゴンゾーラのリゾット。

ちなみにバーニャカウダは日本でも有名ですが、ピエモンテの名物料理。会社の同僚にバーニャカウダは日本でも知られていると伝えるとみんな驚いてました。イタリア国内でもピエモンテ以外ではあまり食べられてないのに・・とのことです。

どれもめちゃくちゃ美味しい!こんな田舎の村のしかも町外れにこのクオリティの料理を提供するレストランがあるなんてさすがピエモンテ。

ZUPPETTA DI PATATE E PORRI, UOVO MORBIDO E CORSTINI DI PANE NERO
REVERSE DI PEPERONI ARROSTITI, CIPOLLA CARAMELLATA E BAGNA CAUDA LEGGERA
RISOTTO MANTECATO ALLA ZUCCA DELICA, CASTAGNE E GORGONZOLA

いやー満足満足。骨董市をきっかけに小さな村を訪れる休日の過ごし方。楽しいです。

ちなみにアイロンは夏になったら下の写真のように使う予定です。

アンティークアイロンの使用例笑
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