最近トリノの街中で葛飾北斎の展覧会の広告をよく目にする。正直あんまり興味なかったんだけど、ある日会社の同僚がその北斎の浮世絵がデザインされたスニーカーを履いてきて、北斎の話で盛り上がったのでその勢いで展覧会に来てみた。

会場はバレンティノ公園にある美術館。アボナメントカード(シーズンチケット)で当然入れるのかと思ったら、ちょっと割引になるだけでした。さすがに有料なら入りませんとは言いにくかったのでお金を払って入場(たしか割引後10ユーロくらい)。

葛飾北斎が描いた漫画だとか、歌川広重の作品だとか内容は結構充実していて楽しめました。東洋美術館に行った時も感じたけど、トリノの街中で思いっきり日本文化にどっぷり触れると不思議な感じがする。

集中して鑑賞してから美術館を出たら、あれここどこだっけ?ってなりました。

北斎はこういう漫画も描いていたそうです
歌川広重
窪俊満という人の作品だそうです。型押し綺麗

そういえば見事な伊勢海老の絵があったのだけど、英訳タイトルはロブスターでした。うむ。間違ってないのだろうけど、途端に侘び寂びはどこかに吹っ飛んでしまい、美味しいかマズイかという対象になってしまいますな。

タイトル:ロブスター
今回の展覧会の一番の目玉作品の「神奈川沖浪裏」
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