トルコのファストフード

イスタンブール初日の今日の夕食はファストフードで軽めに済ますことにしました。
スルタンアフメット地区のホテルを出てちょっとブラブラ歩くとガラタ橋のたもとに出ました。
ガラタ橋の近くには大きなモスクがあってライトアップされています。イスラム圏に来たんだなーって実感します。
地元の人でごった返すお菓子屋とか、焼き栗の屋台も異国情緒たっぷりです。

甘そうなお菓子がいっぱい
焼き栗屋さん

そういえば、こないだ見たテレビでイスタンブールの名物のサバサンドがこの辺で売ってるって言ってたな・・・。
基本的に僕は肉>>>魚なので、あんまり興味ないけど名物だと言うなら食べてみたい。
奥さんは魚大好きなので、サバサンドは今回の旅行で必ず食べなくてはいけない料理のひとつだそうです。
ということで、ガラタ橋のふもとにあるサバサンド屋に向かいました。
港に小船が横付けされていて、どういう訳かサバはその小船の中でジュージュー焼かれています。
小船の入口に立っているおっちゃんからサバサンドを受取って、客はその周りにたくさん置かれている小さなイスに座って食べます。ハノイの早朝に食べたワンタン屋みたいな感じだな。観光客や地元の人達で大人気です。
6TL(約300円)のサバサンドを1個買って二人で分けました。生の玉ねぎとレタスと一緒に外がぱりぱり中はしっとりのバゲットにサバが挟まってます。サバは骨抜きとかされていなくてワイルドな感じ。味付けはあっさり塩味でとっても美味しい!いくつか置かれている屋台風の小さな机の上にはレモンソースと塩があって、お好みで味付けすることが出来ます。うーん。これはなかなか美味しいねえー。サバもバケットもありふれた食材だけど組み合わせの妙ですね。人気があるのもうなずけます。

ネオン看板の向こう側は船です
イスタンブール名物サバサンド!

サバサンドを二人でほおばっていると、店員さんが「トゥシュッ!」って言いながら、
なにやら真っ赤なジュースのようなものを売って歩いている。
多くの人が店員さんを呼び止めて買っていきます。
「トゥシュッ!」ってなんて言ってるかさっぱり分からないけど、どうせ聞き取れても意味が分からないだろうし、僕等も買ってみました。なんか美味しそうなジュースのようだけど、1TLのそれはめちゃくちゃ酸っぱいピクルスでした。
サバサンドは本当に美味しいけど、こちらはちょっと苦手な味。
けっこう残してしまいました・・・。
が、なんと周りの地元民達はなんとこのピクルスの汁も全部飲み干してるじゃないですか・・。
大丈夫か?イスタンブール市民の血圧の値が心配になった我々でした。

ピクルスも一緒に・・・

名物のサバサンドを無事食べた後はガラタ橋を渡って新市街へ向かいました。
ガラタ橋ではビックリするくらい多くの人が釣りをしています。
そしてみんなバンバン釣ってます。プロの漁師ではなさそうだけど、みんな売れる程釣ってます。ボスポラス海峡はなかなか豊かな海のようですね。

ガラタ橋は釣り人でいっぱい

ガラタ橋を渡って急な坂を登っていくと新市街です。旧市街とはまた雰囲気が違っていて、かなりヨーロッパな雰囲気です。
ここで目指すのはクンピルというベイクドポテト。ジャガイモ好きの僕はこれを食べずには日本に帰れません。
イスティクラール通りという目抜き通り沿いに何軒かあるファストフードの中で一番賑わってる店に入りました。
頼んだのはクンピルとドリンクのセット。
クンピルはベイクドポテトにお好み具材をトッピングするというスタイルです。サンドイッチのサブウェイみたいにピクルス抜いてとか、コーンはたっぷりねとかお願い出来るんだけど、よく分からないからとにかくスタンダードでお願いしました。
ジャガイモはベイクドポテトなんだけど、まずジャガイモにバターを練り混んでマッシュポテトのようにします。
その上にソーセージとかコーン、オリーブ、マカロニ、クスクスとかを山盛りのせていきます。
そもそもジャガイモも見たことが無いくらい大きいので、ベイクドポテトと言っても結構な食事になります。
奥さんはピタに牛肉とポテトを巻いたものとドリンクのセット。
どちらもファストフードではあるけど、美味しい!
欲を言えばクンピルはマッシュポテトにしないで欲しかったかな。
まあでも個人的にはサバサンドよりクンピルの方がオススメです!

巨大クンピル

食後はイスティクラール通りをウィンドウショッピングしてから、市電でホテルに帰りました。
明日はカッパドキア!

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