イスラエルへの道

今日はいよいよヨルダンからイスラエルへ入国します。
ついこないだハマスとイスラエルの紛争があったりして不安定な状態だけども、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地ということで、不安よりも期待が大きい。
6時過ぎに朝食を食べて、7時半頃にサミールの車でホテルを出発。

アンマンの朝。アザーンも聞こえて来ました

アンマンから死海の方向に進みます。どんどん海抜が下がっていって、ついに海抜ゼロmの地点を過ぎました。
ペルーで海抜4000mのところに行った時は空気が薄くてとんでもなく高いところにいる実感があったけど、ここは特に空気が濃いという感じもしないので言われなきゃ海抜が低いってことには気付かないなあ。
イスラエルとの国境があるキング・フセイン橋は死海の北側のヨルダン川にあります。ヨルダン川はイエス・キリストが聖ヨハネに洗礼を受けたと言われる場所です。いよいよキリスト教の物語の世界に入ります!
8時15分頃に国境に着きました。
出国審査場に行くと既に20人くらい並んでいました。窓口はまだ開いてないみたい。しばらくすると白い紙が回されてきて名前とパスポート番号を書いて待ちます。8時30分過ぎに窓口が開いて順番に手続きを受けます。
僕たちの順番になって窓口でさっきの名前を書いた紙と一緒にパスポートを提出すると、名前を書いた紙にスタンプを押されてパスポートは一旦回収されました。
国境を渡るバスで返却されるそうです。
バス代5JDとカバン代1.5JDという、たった10分程度の距離の割にはなかなかに法外な料金を払ってバスに乗り込みます。
9時頃にバスに乗り込んでしばらくすると係員が乗り込んで来てパスポートを返却してもらって9時半頃にようやくバスが出発。多分このバスが1日の始発だと思います。
バスが出発してすぐにチェックポイントがあって、そこでスタンプを押された紙が回収されます。さっき渡されたばかりの紙を何故すぐに回収するのかよく分かりません。出国手続きをした人が確実に出国したかどうか管理してるのかな?
バスで橋を渡るので、かの有名なヨルダン川を見れると思ってずーっと窓の外を見ていましたが、ヨルダン川は見えませんでした。
結構小さい川なんだろうけど・・・何で見つけられなかったんだろう。

この辺にヨルダン川があるはずなんだけど・・・

川は全く分からなかったので、橋というよりただの道だったけど、ともあれ10分くらい走るとイスラエルの入国審査場に着きました。建物の時計を見ると8時50分。あれ?マイナス1時間の時差があるようです。昨日サミールに聞いたときはヨルダンとイスラエルは時差無しって言ってたけど・・。まあこれもどうでも良いか。細かいことは気にしてられない。イスラエルの入国は運が悪いと何時間もかかるらしいからそれが心配です。
入国審査に先立ってまずは荷物を係員に預けます。不審物が無いか中身をチェックされるのでしょう。
パスポートに荷物預かり証のシールが貼られます。
その後建物の入口にある窓口で簡単な審査があってそこでもシールを貼られます。

預かり証とかシールをベタベタ貼られます

建物に入って入国カードに必要事項を書いて金属探知機を通ってセキュリティチェックを受けます。奥さんは女性の係員にボディチェックを受けました。ここでもパスポートを出します。僕たちはすんなり通過しましたが、アラブ系の女性がなにやらひっかかったようで大声で抗議してました。
既にパスポートを3回も提出してますが、これからようやく入国審査です。
入国審査はアラブの国の入国スタンプがあると厳しいとか、ノースタンプとお願いしてもスタンプを押されちゃうとか詰問されることがあるとか、入国審査官がとてつもない美女だとか色々な前情報を仕入れていましたが、まずもって入国審査官は男性だったし、ヨルダン以外のアラブ諸国の入国スタンプもないせいか質問もいたって普通。
宿泊するホテルは聞かれたけど、まあ他の国でも聞かれることはありますよね。
最後にスタンプ押しても大丈夫?って気を遣って聞いてくれました。僕たちはイスラエルのスタンプがあると入国出来ない国(サウジアラビアとかシリアとか)に旅行する計画も無いので、
「もちろん!がっつり押して下さい」
とお願いすると笑顔で押してくれました。
以上ですんなり入国。審査を終えると荷物も置かれていて何事も無くピックアップできました。パスポートは5回くらいチェックされたけど、イスラエル側に到着して30分弱で入国完了!
指紋を採られたり、顔写真を撮影されるアメリカ(ハワイ)のほうがよっぽど大変だったなあ。
入国審査場の建物を出るとイスラエル側のドライバーが待っていてくれました。
早速車に荷物を載せたけど、なにやら次の車を呼び寄せてからじゃないと出発出来ないらしくしばらく車の外で待機。
暇なので建物を出た向かいにある六芒星のオブジェを撮影しようとしたら、マシンガンを持った係員が笑顔でやってきてデータを削除するように言われました。まだ撮影してないと言うとああそうですかと戻っていきましたが、ちょっとビビったなあ。
ということで記念撮影もするわけにいかず、何もしないでぼーっと15分くらい待ってようやく出発しました。
国境からエルサレムまでは1時間弱。ちょっとウトウトした後にふと目を覚ますと遠くに金色の岩のドームを発見。
おおおお!いよいよあのエルサレムだ!
慌てて隣で寝ていた奥さんを起こしたけど、岩のドームは見えなくなってしまいました。

遠くに岩のドーム発見(写真中央やや左)

岩のドームを発見してから、10分くらいで旧市街の入口に到着。事前の打ち合わせではダマスカス門に着くはずだったけど、聖ステパノ門に着いたようです。旅行前に地球の歩き方を穴があく程チェックしていたので、ステパノ門着だって全く問題ありません。
旧市街の中は普通の乗用車は通れないので、ここからは歩いて行きます。明後日の待ち合わせ時間を11時に決めてドライバーと別れました。
ここからホテルまではヴィア・ドロローサというキリストが十字架を背負って歩いたと言う道を通って行きます。
ホテルに着く前にいきなり凄い観光が始まった感じです。観光客でごった返している道をトランクをひきずりながら5分くらい歩くと、僕等が泊まるオーストリアン・ホスピスがありました。オーストリアン・ホスピスはヴィアドロローサの第3ステーションの脇にあります。第3ステーションというのは十字架を背負ったキリストが最初につまづいたとされている場所です。
オーストリアン・ホスピスの門をくぐると外の喧噪がウソのように静かになります。

オーストリアン・ホスピス

ここは、元々はオーストリアのキリスト教信者が巡礼に来る時に宿泊するためのホスピスのようです。ホスピス内ではユーロも使えるし、ウインナコーヒーも飲めます。エルサレムの中のヨーロッパです。
なので、フロントにはモデルのような白人のお兄さんがいました。多分オーストリア人なんでしょう。
チェックイン前だったけど、荷物を預かってもらう為に名乗り出ると、モデルのようなお兄さんは予約が入っていないと言う・・・。
そんなバカな。何回かここのフロントとメールでやりとりもしたのに。って一瞬焦ったけど、すぐに理由が分かりました。予約は奥さんの名前でしていたんですね。奥さんの名前を告げると、無事予約が見つかりました。この間お兄さんは全く笑顔無し。イケメンだけどもうちょっと愛想を良くしたほうが良いんじゃないかと・・。
ともあれまだチェックイン出来ないので、荷物を預かってもらって観光に出ることにしました。
予定よりも随分早く着いたから、初日も結構観光出来るぞー!

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