今回の旅行で唯一の奥さんの希望は、カンボジア料理教室。
旅行前からいろいろ探してみたけど、うまく連絡がとれなかったので、現地で探してみました。HISのシェムリアップ支店で聞いてみると、パブストリートのレストランで開催しているはずだとのこと。僕たちはHISのツアー参加者じゃないのに、親切に教えてくれたHISさんありがとう!
教えてもらった通りにパブストリートのお店を探すと、料理教室のパンフレットを発見!
一人12ドル。市場に買い出しに行って好きな料理を作って食べられるらしい。かなり面白そう。ということで早速申し込んで、旅行最終日に参加することにしました。
料理教室開始10分前に行くと、既に参加者が集まってました。みんな外国人のカップル。6組くらいいたかな。
それぞれが作りたい料理をメニューから選ぶ。僕はバナナの花のサラダと鶏肉とボックチョイ(青梗菜みたいな野菜)のメイン料理。奥さんはパパイヤのサラダとアモック。
全員メニューを先生に伝えると、2組に別れてオールドマーケットに食材探しへ。何故か僕らはドイツ人カップルと4人でした。もう1組は8人くらいいたと思います。どういう分け方なんでしょ。選んだメニューで分けてるのかな?

先生の案内で市場散策

先生は丁寧な英語で説明してくれます。僕はほとんど分からなかったけど、奥さんは食材の名前とかはだいたい分かるようで、結構理解できてたようです。
先生は市場と契約しているのか、説明しながら勝手に野菜の葉っぱをちぎって、
「ほら試してみて!」
と食べさせてくれます。お店の人はまったく気にしていない様子。
土にまみれたレモングラスや、正体不明の苦い葉っぱなどを差し出す先生。
衛生状態とか気にしてる場合ではないようです。とてもじゃないけど要りませんとは言えない状況なので、ありがたく頂戴しました。まあ、野菜だから多少お腹を壊すことはあっても食中毒はないでしょう・・・。

勝手に?つまんで食べちゃいます

市場で食材を買い出しするのかと思ったら、使う食材を説明してくれるだけでした。食材は既に用意してあるみたい。
30分くらい市場を見てから、レストランの2階にある料理教室へ。さっき別れたもう1組は別の教室に行ったらしく生徒は僕らとドイツ人カップルの4人だけ。
エプロンと帽子を装着して、いざスタート!

先生説明中

カンボジア料理どころか、日本でも料理なんかまったくしない僕は果たして料理教室についていけるか不安だったけど、難しいことは一切無し。まず香辛料をみじん切りにして、すり鉢みたいな木の器に放り込んで、棒ですりつぶします。
使った香辛料は、レモングラス、こぶみかんの葉、ウコン、にんにく、ショウガ、鷹の爪などなど。
でもってココナッツミルクを入れるとアモックのベースが出来上がります。
こういう東南アジアのテイストって自分が知らない香草が色々混ざってビミョーな味に仕上っているのがどうも好きになれなかったけど、こうやって一つ一つ食材を見て、味を確認しながら作ると、料理の味を頭で理解できるからなのか、何故か美味しく食べられるから不思議です。

アモック用の香辛料

隣のドイツ人カップルは彼氏のほうが料理が得意らしく、手際良く料理を進めて行きます。この料理教室も彼氏が希望して参加したのだとか。
カンボジアで日本人とドイツ人が料理教室に参加するなんてなんかとっても新鮮な感覚。簡単な英語とボディーランゲージで楽しくわいわい料理しました。英語がもっと話せたらなあって今回も思ったのでした。

みんなで仲良く料理します
もうすぐ出来上がります

ぶっちゃけ僕はちょろっと切ったりこねたりした程度で、先生がほとんど作ってくれたような気がするけど、どうにかこうにか料理完成。予定よりもかなり時間をオーバーしました。2時間くらい料理してました。
完成後は、下のレストランで作った料理を食べます。お互いの作った料理をシェア。先生が作ってくれたカボチャプリンも食べました。初めて食べるカボチャプリンの味は・・・ちょっと微妙。ドイツ人の彼も
「This is not my taste」
ってつぶやいてました(笑)。
ところで、カボチャって「カンボジア」がなまった言葉らしいですね。その昔カンボジアからかぼちゃを輸入した時に、カンボジアって呼んでいたのがいつのまにかカボチャになったらしい。旅行中にガイドさんにそれを聞いてかなりの「へぇー」だったんだけど、帰国していろいろな人に自慢したら、ほとんどの人が既に知ってました(笑)
かなりのボリュームだったので、結構残してしまったけど、帰りのフライトの時間が近づいて来たので、先生とドイツのカップルに別れを告げてトゥクトゥクでホテルに帰りました。
現地文化体験はかなり楽しかったです。英語が分からなくても多分乗り切れます。かなりおすすめです。ランチか夕食に合わせて参加すると一石二鳥で良いと思いますよ。

完成!(サングラスは画像加工です。念の為)
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