メテオラ修道院巡り

今日はいよいよメテオラ修道院巡り。昨晩の大雨もすっかり上がりいいお天気。
メテオラの修道院巡りはレンタカーやタクシーを使う人も多いようですが、頑張れば徒歩でも回れるとのことでした。
それぞれの修道院の距離やどの程度のアップダウンがあるのかもよく分からなかったけど、途中で断念する場合は修道院の電話でタクシーを呼ぶこともできるらしかったので、とりあえず徒歩でチャレンジすることにしました。
とはいえ、最初のメガロ・メテオロンまではタクシー。
冬は修道院がクローズしている日も多いらしいけど、今日は6つの修道院全てが営業しているらしい。全ての修道院を回って、シャッターチャンスポイントでの撮影を含めた1日貸し切りにしないかと売り込みされました。
タクシーの運転手曰く、全部の修道院を回ると18キロにもなるらしい。
18キロと聞いてかなり迷ったけど、やっぱり徒歩で回ってみたかったので断りました。
18キロというのは多分カランバカを起点にしてぐるーっと回った車道のコースの距離だと思います。徒歩の場合はちょいちょいショートカットできるので10キロもないんじゃないかな?
タクシーで5分もするとカストラキの街を通過して一つ目の修道院アギオス・ニコラウスが見えてくる。地球の歩き方によれば冬期はクローズとなっていたけど今日は拝観できるらしい。でもここを回ると歩く距離もずいぶん増えてしまうので残念ながらパス。残りの5つは頑張って回ろう。

メガロ・メテオロン到着

9時前にメガロ・メテオロン到着。
タクシーはメーターを回していなくて言い値でした。「歩き方」には6ユーロと書いてあったけど、9ユーロでした。冬場価格かぼったくられたのか。乗る前に交渉すべきだったな・・。まあ3ユーロくらい良いけど。
タクシーを降りるや否や、売店のおばちゃんが
「gaido yon yuuro!」
と叫んでる。最初はなんのことか分からなかったけど、
「ガイド 4ユーロ!」
だった。日本語版のガイドブックを4ユーロで売ってたのでとりあえず購入。写真がやたら汚かったけど110ページもある割としっかりした本でした。

ちゃちいケーブルカーに人が乗ってます

ガイドブックを買っていざ修道院へ向かうと、ちゃちいケーブルカーが動き出した。
ああ、荷物かなにかを修道院に運んでいるのかな?と思って眺めているとなんと人が乗ってました。あれに乗って修道院に行くのかと思ってめちゃくちゃ不安になったけど、観光客は一度岩山を階段で降りてから、修道院に向かいます。そのケーブルカーはどうやら職員とか修道士が使うらしい。

スカート装着

修道院はどこも入場料2ユーロ。パンツスタイルの女性は入口でスカート(というか布)を腰に巻いて入ります。体のラインがはっきりしてしまうのは禁欲の世界ではよろしくないらしい。
メガロ・メテオロンはメガロというだけあって一番大きい修道院です。ちょっとした博物館もあって、でっかいルビーがはめ込まれた十字架は凄くキレイ。質素な生活を思わせる修道院と、こんなに贅沢な装飾を施した十字架のギャップが凄いです。
あとはここで修業して亡くなった修道士達の骸を保管した部屋もあります。こんなとこ見せちゃって良いんだろうか。
博物館や修道院内は撮影厳禁だけど、なぜかここは撮影OK。
なんとも凄いな。こんな風に原型をとどめたガイコツというのは初めて見たかもしれない。どうしたらこんなにきれいなガイコツにできるんだろ?とりあえず火葬だよね。火葬ってキリスト教にとってはむごい仕打ちなんじゃなかったっけ?

修道士のお墓?

というわけで、色々見どころたくさんのメガロメテオロンには1時間もいました。
こんなペースでは帰りの電車までに街に戻れないかも、とちょっと心配になったけど、こんなに見どころがあるのはここだけです。他の修道院はだいたい20分か30分くらいで参拝できました。
メガロメテオロンの次はヴァルラーム。ちょっと山道をショートカットしてすぐに着きました。

ヴァルラーム
これでモノや人を吊り上げるそうです

二つ目のこのヴァルラーム辺りからはやくも記憶が曖昧です。色々見たけどあれはヴァルラームだったか、アギア・トリアダだったか?みたいな感じ。どこも似たような作りなんですよね。強いて言うとルサヌーやアギオス・ステファノスは尼僧院なので、他の3つよりもこぎれいで可愛らしい雰囲気があります。
ツアーでは修道院を2つか3つしか回らないツアーが多いみたいだけど、確かにそれでも良いんじゃないかと思います。自力で時間をかけて修道院を回った!という達成感はあるものの、一つ一つの修道院の印象は実はあんまり残ってないです。
ということでここからは写真メインのダイジェスト版で。

ルサヌー修道院
尼僧院なので水汲み場のデザインも可愛らしい
ルサヌーからアギオス・ニコラオスが見えます

ルサヌーからアギオス・ステファノスまでは結構長い道のりですが、絶景ポイントが続きます。よく旅行パンフレットで見るアギア・トリアダの光景も見られます。岩山の上にちょこんと修道院がのっかっていて、ちょうど階段が見えないのでまさ空中に浮いている感じです。
ちなみに、何かの観光情報で冬のメテオラを訪れるのは日本人か韓国人くらいだという情報を耳にしたけど、日本人(と韓国人)には一人も会わなかったな。そのかわり白人の団体旅行客とかは結構いましたよ。夏場はもっと混むのかな。
ただし、山道を歩いている人は皆無・・・。みんな車で回ってました。
でも半日たっぷり時間をかけて修道院を一つ一つ回れたのは凄く良い思い出になりましたよ。苦労して歩いてやっと次の修道院に着くと修道院が癒しの場所に思えます。厳しい自然で修業をしたかつての修道士の気持ちにちょっと近づけたかな?

岩山に修道院が点在しています
アギア・トリアダ。よく見る写真ですね
アギオス・ステファノス
岩山を削った階段を進みます
ろうそくに火を灯して入ります
足を滑らしたら天国に行ってしまいます
カランバカへのトレッキングコース入口
こんな感じの道を進むと
30分程でカランバカの街へ到着!
遠くの岩山を見ると
文字が彫ってありました。ただし意味不明

ということで後半かなりすっ飛ばしてしまいましたが、5つの修道院を苦労して徒歩で回ったということが意味があったんじゃないかなと思います。お天気さえ良ければ徒歩でチャレンジされることをオススメします(ただし無理はなさらずに)。
結構疲れたけど、ここに修道院を建設した修道士達の苦労はこんなもんじゃないだろう(あたり前だけど)。岩山を削った階段を登るのにぜえぜえしたけど、岩山を削ってこの階段を作った人がいるわけですよね。
そこまでの苦労を捧げる価値があるギリシャ正教というか宗教ってなんなんだろう。宗教の力って凄い。信仰心がほとんどない僕にとっては理解が及ばない領域だな。
参考までに僕たちの徒歩巡りのおおまかな行程を書いておきます。
メテオラ徒歩詣でを計画されている方は参考にどうぞ。
歩く速さは普通ですが、のーんびり散歩というようなゆっくりではありません。
8時40分カランバカでタクシー乗車
アギオス・ニコラウスを通過しつつメガロ・メテオロンに到着
9時00分メガロ・メテオロン参拝
10時00分メガロ・メテオロン発
徒歩約20分(途中やや山を下るショートカット)
10時20分ヴァルラーム着
10時45分ヴァルラーム発
徒歩約30分
11時10分ルサヌー着
11時30分ルサヌー発
徒歩約1時間(途中絶景スポットで撮影や雨宿りあり)
12時30分アギオス・ステファノス着
12時50分アギオス・ステファノス発
徒歩約20分
13時10分アギア・トリアダ着
13時40分アギア・トリアダ発
山道を約30分歩いて14時15分頃カランバカの街に戻る。
参拝時間を除いて、実質的に歩いた時間は3時間弱ですね。

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