トルコのアタチュルク国際空港の朝陽

今年の年末の休みは7連休で短めだったので、海外には行かないつもりだったけど、やっぱり我慢できずに11月下旬頃から格安航空券を探し始めてました。

特に行き先は絞らずに、行ったことがないところなら良いかと。

チャイナエアラインで10万円ちょいでパリinミラノoutというチケットもあったけど、到着日が29日の夕方、出発日が3日の午前中ということで、実質4日しか滞在できない。しかもパリからミラノへの移動もある。

安さは魅力的だったけど、結局仕事納めの28日深夜に出発できるトルコ航空の15万円+燃油サーチャージ等で約3万で手を打った。
行き先はギリシャ!何故ギリシャか。会社の人にも理由を聞かれたけど、特に理由無し。強いて言えば、やっぱり行ったことがないから。
関空の深夜便はとっても便利。会社を18時30分に出て京都駅を19時過ぎに出るはるかに乗れば充分間に合います。
トルコ航空は初めて利用したけど、もしかしたらあんまり良くないかもしれない。「かもしれない」と書いたのは、僕たちは被害がなかったんだけど、ちょっとしたトラブルを何回か見かけたから。
1回目はアテネに到着して、トルコ航空のカウンターでリコンファームをしていた時のこと。
カウンターの列に並んで、いよいよ僕の順番というときに、40代くらいのラテン系のおばちゃんがカウンターに怒鳴り込んで来た。
聞けば2日前に無くなった荷物がまだ見つからないらしい。英語が母国語ではないらしく、分かりやすい単語だけで話していたので聞き取れたんだけど、おばちゃん曰く
「私の人生の全てがつまったカバン」
だったらしい。まあ、それはさすがにおおげさな表現だとは思うけど、とにかく荷物が見つからないのは可哀想だ。その剣幕も理解できる。
ところが、カウンターのお姉さんは、全く何事もなかったかのように僕を見て
「次の方どーぞー」
と言ってのけた。え?このおばちゃん、血管切れそうですけどほっといて良いんですか・・・?
たどたどしい英語で僕がリコンファームをお願いすると、その隣で僕の声を何十倍も上回る、というか空港中に響き渡るくらいの大声でおばちゃんが怒鳴り散らしている。
涼しい顔で仕事を進めるお姉さん。モニターを見ながらキーボードを叩く。
怒りの頂点に達したおばちゃんは、カウンター越しに手を伸ばしてお姉さんのキーボードをめちゃくちゃに叩き始めた。
するとようやくお姉さんはおばちゃんの方を見て(というか睨んで)、おばちゃんの手を払いのけて
「エクスキューズミー!」
と言い返した。
・・・多分、このおばちゃんは何回もここに来てるんだと思う。お姉さんも既になんらかの回答をした後だったので、こんな冷たい対応をしているんだと思うけど、それにしても酷すぎる。もし僕の荷物が無くなった時に航空会社の係員がこんな態度をとったら、そりゃあ僕だって怒る。このおばちゃん程じゃないにしろ絶対怒る。
おばちゃんがキーボードを叩いたせいで、僕たちの予約がおかしくなっちゃってないか不安だったけど、何もなかったかのようにお姉さんは
「リコンファーム完了です。当日は17時30分に空港に来て下さい」
と告げた。リコンファームは初めてだったので、目的を達成した安堵感とこのドタバタでホントにちゃんと処理できているのかというもやもやした不安が残った。
・・・そもそもリコンファームが必要という時点で面倒くさい。
予約して、お金払って、チケット発券してるんだから乗るに決まってるでしょ。なんで再確認が必要なのよ・・・。
2回目は帰りの関空行きの飛行機でのこと。
僕の後ろの席の人の席の番号がダブっていたらしい。同じ席番号に二人。
二人とも同じツアーのお客さんだったらしく添乗員がキャビンアテンダントに文句を言うと、流暢な日本語を話すトルコ人の男性が言った。
「今日は満席じゃないから問題ありません」
いやまあそうなんだろうけど、そもそも席番号がダブることは問題なのでは。
満席だったらどうするんでしょ。
ロストバゲージもダブルブッキング?もなんとなく聞いたことあるけど、今までそんな被害にあった人を見たことがなかったから、1回の旅行で2回も目撃しちゃうとちょっと良くないのかも?って思っちゃったわけです。
あ、あと日本語対応の映画が凄く少ないです。ルーキーズが見れたのは良かったけど、結局見たのはこれ1本。映画ランキングサイトCHANNELCINEMA.COMの管理人としてはこれは由々しき問題ですな(笑)

Share this:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Comments