サン・ジュアン Sant Joan

Sant Joan

サン・ジュアン
Sant Joan
訪問日時:2008年1月1日(祝) 10:30
フニクラの運賃(大人):
・片道4.15ユーロ
・往復6.6ユーロ
・サンタ・コバとのセット券7.45ユーロ
フニクラ運行間隔:ほぼ20分に1本
オススメ度:特A
備考:絶景・・・。

朝10時頃モンセラットに着くとあまりに極寒だったので、カフェテリアのカフェコンレチェで体を温めてまずは大聖堂へ。
一番の見所だという黒いマリア像を参拝しようと思ったけど、タッチの差でお昼休み(早っ!)に入ってしまったのでフニクラ(ケーブルカー)でサン・ジュアンへ行くことにした。

モンセラットのフニクラは山の頂上へ登るサン・ジュアン行きと、かつて黒いマリア像が隠されていた祠サンタ・コバへ下る二つのフニクラがある。
サン・ジュアンが往復6.6ユーロ
サンタ・コバ往復が2.7ユーロ
二つのフニクラのセット券が7.45ユーロ
ということでセット券を購入することに。

窓口のおばちゃんに
「コンビネーションチケット大人2枚」
と告げると、手書きでチケットを作り始めた。ふむふむ随分アナログなのねと覗き込んでいると、書き込んでる金額がサン・ジュアンのみの往復券の値段13.2ユーロ(二人分)。
「いやいや違う違うコンビネーションチケットだよ」
って言うと、おばちゃんは考え込みだした。
え?コンビネーションチケット?なんだそれ?そんな感じでしたね。えらく難しい顔して眉間にしわを寄せて考え込んだ。
傍から見ていても頭の中がショートしてるのが分かる。今にも耳から煙が出てきそうだ。
あげく、この世の終わりみたいな顔をして言ったセリフが
「ノーコンビネーションチケット」
・・・。

あのね。念のため書いておきますけど、僕は何もスペシャルオーダーしたわけじゃないんですよ。
・サン・ジュアンのフニクラ片道・往復
・サンタ・コバのフニクラ片道・往復
・両方のフニクラのコンビネーションチケット
って料金表に書いてあったから、そのコンビネーションチケットってやつをお願いしただけのことでね。
メニューにないものを僕のために特別に用意してくれって言ったわけじゃないの。

もうあきれとか怒りとか悲しみとかもどかしさとか色んな感情がごちゃ混ぜになりながら訴えましたよ。
「いやいやいやいや、このコンビネーションチケットだよ。ここにしっかり書いてあるこれ!7.45ユーロってやつ!」
金額くらいはスペイン語を使ったかもしれないけど、興奮のあまり多分ほとんど日本語でアピールしてたと思う。

するとおばちゃんようやく観念したようで(なんで打ち負かさないといけないんだ(笑))、先程作ったチケットをぐちゃぐちゃに書き直してコンビネーションチケット作ってくれました。あまりにぐちゃぐちゃなもんで改札の兄ちゃんがチケット見て悩んでたけど(笑)。

まあ今となっては凄く良い思い出ですよ。チケットの種類は5,6種類しかないのに手書きチケットって時点でどうかしてると思うけど、チケットの種類を覚えてない上に、分からないことはあっさり「無い」ものにしてしまうなんて(笑)。

えーと、言いたかったのはこんなことではありません。全然違います。
サン・ジュアンなのです。

ここ最高です。写真ではその素晴らしさが全くと言っていい程伝わってませんが、見事な景観です。
フニクラから降りるとさらにそこから20分、50分のハイキングコースが待ってます。ケーブルカーを降りてからさらに歩くなんてなんだか宮島を思い出します。さすがに50分コースだと往復2時間近くかかってしまうので20分コースへ。
断崖絶壁みたいな道を歩いたりしてちょっとスリルがあるけど、めちゃくちゃ良い眺めです。
元旦にふさわしいハイキングコースだ。冬だからかもしれないけど観光客はほとんどいません。
ハイキングコースでは10人くらいしか見かけなかったけど、その内の一人がエジプト在住の日本人のお兄さん。
途中からこのお兄さんと3人で歩いた。

こんな感じのハイキングコースです

このコースはゴールがよく分からなくて、でっかい岩と岩の間の階段を上っていくと、行き止まりっぽくなった。
でも無理すれば行けなくもなさそうだ。
とりあえず、奥さんをその場に残して僕とお兄さんが偵察に向かう。
手も使って岩をよじ登るようにして登っていく。登りながらも、どう考えてもこんな道降りられないことに気がつきやや不安になる。
するとなにやら頂上っぽいところに出た。

白人の老夫婦がそこにいて
「ここが頂上だよー」
ああ、良かった。人がいるってことは戻れるってことだろう。
老夫婦にどこから来たのかと聞いてみると僕らが登った道のちょうど反対側だった。

「僕らここから来たんだけど、ここって道なのかな?」
って聞くと
「分からんけど、君たちが来れたんだから道だろう(笑)」
って。確かに。人が通ればそこは道だ。僕が通るところが道になる。おおカッコイイ。

しばしここで休憩した後、老夫婦に下り道を教えてもらって奥さんの元へ戻ることにした。
奥さんがどこにいるかよく分からなかったので、大声で叫ぶと山の向こうから返事が。
お互い大声で叫びあって思ったより簡単に合流できました。

老夫婦の格好は本格的な登山スタイルだったので、多分ここはハイキングコースじゃないんでしょう。
どこまでがハイキングコースなのかイマイチよく分からないので、みなさん無理はしないようにしてください。
無茶すると崖から落っこちることもあるかも?
もちろんフツーに道を歩いてれば全く危険なんてありません。サン・ジュアン、是非とも訪れてほしいところです。

こんな土砂崩れもあるみたいですが・・・
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