Bottega di Santa Maria del Fiore

どっちがコピー?

ブランド好きというわけではないけど、Bottegaと聞くとBOTTEGA VENETAが真っ先に思い浮かぶ。というかそれしか思い浮かばない。
このBottegaというのはイタリア語で「工房」という意味。
ドゥオーモにはその存続を目的としたOpera di Santa Maria del Fioreという財団があって、その財団が運営しているBottegaがドゥオーモのすぐ側にある。
そこはドゥオーモの彫刻などの美術品を修復したり複製品を作ったりしてる工房。工房を覗いてみるとローブを着た老人の像の複製品を作ってた。オリジナルそっくりの複製品は丁寧な仕事ぶりを伺わせるけども、帰国後にEsquire日本語版の特集「聖人を巡るイタリア。」を見て驚いた。
そのEsquireの97ページにこの工房が紹介されてたんだけど、なんとそこでもこの彫刻のコピーを作ってるじゃないの。そのEsquireは2005年3月号・・つまり2年も前の雑誌に掲載されてる仕事が未だに片付いていないわけだ。
彫刻をよーく見てみると確かに2年前よりも下半身が仕上がってきてるけど、2年かかってたったこれだけか?という感じが否めない。イタリア人の仕事がノロいのか、はたまた丁寧すぎるのか、あるいはそれぐらい大変な仕事なのかはわからんけども、まあこの工房は13世紀から続いてるっていうし2,3年のことでガタガタ言うなよってことでしょう。もっとも工房の看板的な役割としてわざと仕上げずに置いてるのかもしれないけどね。
ちなみにEsquireによるとこの像は旧約聖書の預言者サムエルだそうです。

Share this:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。