Civita di Bagnoregioを出て再びウンブリアへ。今日はオルヴィエートを少し観光。
ペルージャ出身の同僚からPozzoが見どころだとおススメされたのでPozzo近くに駐車。
Pozzoはイタリア語で井戸。井戸が見所かあ・・・と半信半疑でありながらもチケットを買って向かう。
ということで全く期待していなかったのだけど、入ってびっくり想像を超える深さ。確かにこれは見所だわ。
螺旋階段をどんどん降りていくのだけど、上がってくる人と全くすれ違わない。この螺旋階段は二重になっていて上りと下りが分かれているのです。
わお・・すげー。16世紀に作られたのだそうです。
メインの見どころをまず見終わってから旧市街へ。街のアイコンの大聖堂の広場に出た。オルヴィエートに来る時にも遠くからこの大聖堂が見えた。ちなみにオルヴィエートも他の中部イタリアの街同様に丘の上の街です。
教会は後に回してまずはランチ。ずいぶん賑わっているフォッカチャ屋に決定。
フォッカチャに挟む食材を選んでサンドイッチにしてもらう方式。ポルケッタや玉ねぎ、チーズを挟んで完成。激うま。
ランチ選び成功。さて観光再開。正直教会は見すぎてもう飽きているのだけど、流石にオルヴィエート大聖堂は実物を見たらど迫力だったのでチケットを買って入ることにした。
チケット売り場の男性が、僕の前にいた英語圏の白人男性に「・・です。Sir.」とずいぶん丁寧に話していたのが聞こえた。で、僕の番になって「ボンジョルノ」と挨拶したら無反応。チケットを買い終わって「グラッツェ」と言っても無反応。
もちろんたまたま挨拶を忘れただけかもしれない。でも直前の白人男性には「サー」とへりくだっておきながらアジア人には挨拶もしないのかと、一気にこの大聖堂のイメージダウン。
観光客相手とは言え仮にも宗教施設だろ。人種によって対応を変えて良いのか。ということで第一印象がちょっと悪かったのせいか、大聖堂の中もほとんど印象なし。他の大聖堂と似たり寄ったり。
今後もこのレベルの大聖堂に来たら流石に観光で入ると思うけど、非クリスチャンとして一生で訪れるべき教会の数を超えてしまったのではないかと思う。アッシジくらいに相当特徴のある教会でないと、なかなか「わお・・」とはならなくなってしまった。
ということで大聖堂はさらっと終わって、少し街ブラ。中心にある高い塔(モーロの塔)に登れるということでそちらに登ってオルヴィエートの街を見渡す。
こういう高いところは何度来てもなぜか飽きないなあ。ちなみに奥さんはあまり好きじゃないらしい。
さっきの井戸もそうだし、大聖堂もそうだけど、大きい、高い、深いという圧倒的なサイズ感は飽きることなくいつでも楽しい。
オルヴィエート観光を終えて、今日はモデナ郊外まで戻ります。
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