実質的に最終日の今日は両親が可能であれば行きたいと言っていた観光地へ。まずはサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。僕は正直もう教会は飽きている上に、この教会に来るのも3度目だから実にサラーっと流して、教会に併設されたカフェで一休み。

そのカフェでNAVICATAというちょっと変わったジェラートが売られていて、なんと今のローマ教皇も食べたとか。

調べてみると昔、聖母マリアのお告げで真夏に雪が降ってそうな。その雪が降った場所に建てられたのがこのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂なんだって。

NEVICATAというのはイタリア語で降雪という意味。なので雪を模した砂糖が振りかけられているジェラートなのです。全くジェラートを食べたい気分ではなかったけど、そりゃあ面白いということでいただきました。ま、普通に美味しい。それよりもこのジェラートをきっかけにサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の由来が知れたのが良かった。

パーパも食べたアイス

教会の後、近くでピザを食べて午後はカピトリーニ美術館へ。

ローマ帝国の彫刻やカラヴァッジョ。

ローマといえばカラヴァッジョ

しかし・・この美術館で一番素晴らしいのはフォロ・ロマーノを見おろせるテラスだと思う。

フォロ・ロマーノを一望

ローマの色々な観光名所に行ったけど一番好きなのはフォロ・ロマーノだと実感。この光景は異空間を感じられる。
妻はもういいと言ってたけど、またローマに来る時があればここに来たいな。ここで1日ゆっくり過ごしてみたい。

その後ベッタベタにスペイン階段に行きたいということで移動。いやー・・ここはもうただの階段って感じでちっとも感動しないなあ。父親が階段の上の教会に行くというので僕らは階段近くにあるティラミス屋へ。同僚がおすすめしてくれたPOMPIというチェーン店で、いろんな種類のティラミスを楽しめる。

ティラミス専門店
色んな種類のティラミス

クラシックとピスタチオ味を購入。外で立ち食いします。ピスタチオの方はもはやティラミスと呼べる代物ではなく、ピスタチオケーキ。クラシックの方は美味しいのだけど、ちょっと良いレストランでちゃんと食べるティラミスのほうが美味しい気がしたなあ。

以上で観光を終えて地下鉄でホテルに戻る。最終日の今日はホテル近くで夕食。

ホテル近くで一番地元客に愛されていそうなお店にしました

同僚からローマで食べるべしと言われていたGRICIAというパスタを食べた。

GRICIA

これは素晴らしい発見。このパスタはカチョエペペにグアンチャーレを足したものとも言えるし、カルボナーラの卵抜きとも言える。

卵がない分だけカルボナーラよりも軽くて食べやすい。
カルボナーラもそうだけどペコリーノチーズ(羊のチーズ)が本格的すぎるのはちょっと苦手だけど、たいていはペコリーノでもあまり香りは気にならない(逆に言うとまれにペコリーノの香りが炸裂している時もあります)。ちなみに日本のカルボナーラはグラナ・パダーノチーズ(こちらは牛のチーズ)を使うことが多いようです。やはり羊のチーズが苦手な日本人が多いからだと思います。僕の知り合いのイタリア人は今のところ例外なく羊や山羊のチーズは大好き。臭けりゃ臭いほど良いみたいなところがあるそうです。

ちなみにここのグリチアは最高。臭みゼロでとても美味しかった。

メインはサルティンボッカ。こちらもローマ名物。

サルティンボッカ

今日のディナーも最高でした。イタリアを旅すると各地特有のイタリア料理が食べられるのが最高。結局今日だってヴァチカン、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、カピトリーニ美術館、スペイン階段に行ったけど、ブログで記事に書きたくなったのは、ジェラートとティラミスとパスタとサルティンボッカだからねえ笑

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