リトルガバナーズのサファリドライブはマラ川の向こう側とこっち側のどちらでサファリするかを選ぶことになる。川を渡ったサイドのほうが広くて動物も多いみたいだけど、川の手前サイドはサイを見るチャンスがあるとのこと。
どっちにするか迷うところだけど、今日は移動も多かったので90歳のグランマの疲れを考慮すると、川を渡るときの階段の上り下りがきつかろうってことで、「サイ」サイドを選んだ。果たしてサイに会えるのか?
実はライオンよりもチーターよりも一番サイが見たいのです。

マサイマラではランドローバーの4WD

アンボセリではワンボックスの屋根から頭を出してサファリしたけど、マサイマラではランドローバーの4WDでサファリします。座りながらじっくり動物を観察できるからこっちのほうが好きだな。ガイド兼ドライバーはPatrick Ngeiさん。3泊4日ずーっとNgeiさんにお世話になった。しゃべりすぎず無愛想でもなく、優しい感じの良い人でした。
キャンプを出ると、ウォーターバック、トピ、トムソンガゼル、エランド、インパラなどのウシ、シカ系にたくさん出くわした。
この時点でなにやらアンボセリより凄い感じ。地面もアンボセリは砂が多かったけど、マサイマラは草。頭に描いてたアフリカサバンナの大地そのものだ。

ウォーターバック
トピ

これは期待できそうだってワクワクしているとあっさりチーター発見。
アンボセリでは一度も会えなかったのにそんなに簡単に見つかるもなのか。
しかもゴロンと寝そべってるんじゃなくてテクテク歩いてる。凄くしなやかなライン。できれば全力疾走してほしい。
でもどんどん茂みの方に歩いて去って行ってしまった。

チーター

でさらにしばし進むとキリンの家族に遭遇。これまたアンボセリでは遠くにしか見えなかった動物だ。
マサイマラスゲー。しかもこっち側はサイが見れるかもしれないけど、動物は少ないって言われたサイドだ。こりゃあマラ川の向こう側はさぞかし凄いんだろう。それも楽しみ。

マサイキリン

で、日が沈みかけた頃からサイを探し始めた。サイは昼間は森で暑さを凌いで、夕方に森から出てくることが多いらしい。Ngeiさんが双眼鏡を使いながら必死に探す。
「もしかしてサイかも?」
と言って車を走らせた。グングン標的が近くなる。サイ?
・・・残念バッファローでした。
サイを探して森と草原の間をいったり来たりしている間に寝転んでるオスライオンを2頭発見。最初は完全に寝てたけど、行き来している間にだんだん目を覚ましてきた。
2頭とも夕陽をじーっと見つめていた時は風格が感じられて百獣の王って感じだった。
「あれが沈んだらそろそろ狩るか!」
って雰囲気だったな。ナイトサファリしてみたいなあ。
でも腕枕を作って夕陽を見つめてる姿はアニメのライオンみたいでちょっと可愛かった。

伸び。んーおはよー
おい何見てんだよ。
夕日が綺麗だなー

Ngeiさんはその後仲間と連絡を取りながら日が沈むまで粘ってくれたけど、結局この日はサイ現れず。残念!滞在中に会えるかな??
本日のサファリの主な収穫:
ちょっと遠く:チーター1頭、キリン、ゾウ
近く:若いオスライオン2頭、キリン、イボイノシシ、カバ、ゾウ、ダチョウ
たくさん:ウォーターバック、トピ、トムソンガゼル、エランド、インパラ、バッファロー

Share this:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Comments