はりまや橋の物語とは?

ホエールウォッチングの後、高知市で昼ご飯の惣菜を買い込んで桂浜へ。市内も見どころがたくさんあるんだろうけどあんまり時間がなかったのでとりあえず有名なはりまや橋だけ見て帰った。はりまや橋は「がっかり名所」として有名らしい。確かにしょぼい・・・。橋としては全く機能してません。せっかくだから一応写真を撮っていると地元の人が教えてくれた。
「この橋の物語は本当にあった話なんですよ」
へーそうなんですか。って感心したフリをしたけど・・・。ゴメンナサイ、はりまや橋の物語って全然知りません。そもそも物語があるってことすら知らなかった。調べたところによるとかなわぬ恋の物語のようですね。

ウミガメが産卵した桂浜

さくっと車で移動中にご飯を食べて桂浜に到着。砂浜に出るとウミガメが産卵した場所が柵で囲われてました。注意書きによるともうすぐ孵化するみたい。
桂浜を経由して坂本龍馬記念館へ。先週京都で坂本龍馬のお墓に行ったばっかりで、今日は龍馬記念館。なんだか微妙に僕の中で龍馬ブームだ。ちなみに2010年のNHK大河ドラマは坂本龍馬なんだそうです。今から予習ですよ。ま、大河ドラマ見たことないけど。龍馬記念館に置いてあるものはやたらと複製が多いのがちょっと残念だったけど、司馬遼太郎の龍馬に対するコメントが印象的だった。
「天に意思があるとしかこの若者の場合、思えない。
天がこの国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、
その使命が終わった時、惜しげもなく天へ召し返した。」
なるほど。確かにそういう人物かもしれない。大政奉還を達成した途端に殺されちゃったんだもんな。そういえばお墓でも不思議に思ったんだけど、龍馬と中岡慎太郎が暗殺されたことを「暗殺」とは表現せずに「遭難」という表現することが多いです。なんででしょうね。
土佐の海を一望できるロビーに書いてありました。龍馬がその生涯を閉じたのは33歳だったそうです。ちょうど今の僕と同じ歳です。龍馬は僕と同じ歳で日本を変える大仕事をやってのけた。それにひきかえ僕はどうだ。坂本龍馬と自分を比較する必要はないけど・・・。とにかく今の自分と同じ歳で龍馬が亡くなったっていうのはちょっとした衝撃でした。もう一仕事を成し遂げていても不思議じゃない年齢なんだよな・・。

豪華なお弁当。右上がうつぼのお刺身

龍馬記念館から一旦民宿まさごに帰って、ちょっと昼寝(夕寝?)をしてから女将さんが作ってくれたお弁当を持って再び桂浜に。今日は中秋の名月の日だから、桂浜で「お月見のゆうべ」なるイベントが開かれるって女将さんが教えてくれたのです。桂浜は月の名所なんだって。
お月見しながら食べられるように今日の夕飯はお弁当形式にしてくれたんだって。もうね、こういう心配りはめちゃくちゃ嬉しいです。しかも写真にあるようにめっちゃくちゃ豪華なお弁当。僕は正直魚はあんまり好きじゃないけど、桂浜でお月見しながら食べたお弁当はすごく美味しかった!お弁当に変わった魚の刺身があって、奥さんがちょっと苦手で食べられないって言ってきた。魚好きの奥さんがこんなことを言うなんて珍しい。
僕は魚がそんなに好きじゃないけど食べられない魚っていうのもないから、奥さんの分まで食べた。まさごに帰って刺身の魚を聞いてみた。正解は「うつぼ」。初めて食べたよ。うつぼって聞いてたら食べられなかったかもなあ(笑)。
肝心のお月様ですが、最初は空全体が雲に覆われていて全然見れなかったけど、時折キレイに顔を出してくれました。海に映る月光がスッゲーきれい。露出やら感度やらいろいろデジカメを調整して撮ったけど、肉眼で見るようにはキレイに撮影できない。やっぱり本当の自然の美しさは写真に収めきれないもんなんだよね。今朝見たクジラも写真では全然その素晴らしさを撮りきれなかったし。
下の写真もそこそこ綺麗に見えるけど、実際の桂浜のお月様はもっともっとキレイだったな。

中秋の名月@桂浜

お月見の後は特別に夜の営業をしていた桂浜水族館へ。夜の水族館っていっても特別なイベントをやってるわけじゃなくて、照明もほとんどついてなくてどこもかしこも真っ暗。夜になると活発に活動する魚がいるわけでもなく、イルカやアシカはほぼ爆睡・・・。かなーり残念だったけど四国南部と宮崎県にしか生息しないアカメという魚はちょっと面白いです。設置されてるライトの光をアカメに当てるとホントに目が赤く光ります。
龍馬、お月見、水族館。桂浜をこれでもかってくらい遊び倒しましたよ。明日は桂浜最大の見どころの闘犬!

幻の魚アカメ。ホントに赤目!
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