今日はもうペルージャを出ます。たった2泊じゃやっぱりちょっと慌ただしかったけど全部で5日の休みだから仕方ない。

3日目の今日の宿はチヴィタ・ディ・バーニョレッジョにするかオリビエートにするか昨日まで迷っていたのだけど、チヴィタ・ディ・バーニョレッジョに決めて宿を取った。

ペルージャを出てペルージャとかを回りながら、チヴィタ・ディ・バーニョレッジョへ向かいます。

まずはベヴァーニャという村へ。途中で並木道がとても綺麗なワイナリーがあったので立ち寄った。

立派な並木道!

でもどうやらまだ営業前のようだったのでちょっとワイン畑を見て退散。

いかにも中部イタリアって感じの風景ですね

ワイナリーからベヴァーニャまではもう目と鼻の先ですぐに着いた。

着く直前に雨が降り始めた。今日も午前中は雨みたい。

小さな中世の面影を残す街で昨日まで見た街とよく似ているのだけど、決定的に違うのは丘の上の街ではないってこと。中世の頃はどうやって防衛していたんですかね。

小さな街ですぐぐるっと回れた。アジア人の観光客は珍しいのか視線を感じる。強い雨が降っていて人も少ないのでとても寂しい感じ。でも途中で小学生の社会科見学のような一行がやってきたので、歴史的に意味のある街なのでしょう。

今日も雨
街の中心にある建物

街の中心にあるアーケードになっている建物に街のお祭りの写真が飾られてた。

みんなで中世の格好をして中世にあった出来事を演じるお祭りみたい。街が中世の雰囲気をそのまま残しているから実際に見たら本当に中世にタイムスリップしたような気分になるだろうな。

このお祭りは見てみたい。でも・・多分この街に戻ってくることはないんだろうなあ・・

特にめぼしい観光名所もないのでいくつか教会に入ってみた。一つ目と二つ目の教会はそんなに特徴のないただの古い教会だったけど、3つ目に入った教会の壁画が印象的だった。

煉瓦の壁の奥に絵が残っていた。おそらく最初の教会の壁に絵が描かれて、それから何十年、あるいは何百年か後に、新たな煉瓦の壁を増築して絵が隠れたのだと思う。

で、その煉瓦を取り除いたら(あるいは煉瓦が自然と崩壊したら)したから絵が出てきたという感じじゃないかな。

長年煉瓦で隠されていたせいか、絵の色がとても鮮やかで神秘的。普段教会で見る絵も当時はこういう色だったんだろうな。カッパドキアの巌窟教会でずっと光にあたっていなかった絵の色がとても鮮やかだったのをよく覚えているけど、それに似た感じ。

煉瓦の奥から昔の絵が出現?

色褪せていないとはこのことだ。いや結構損傷はしてるのだけど、残っている色がとても綺麗。

ただふらっと入った名前も知らない教会だったけど良いものが見れたな。

その後、街に入った時にの街の入り口近くで住民のおばちゃんに「ここのモザイクは見どころだよ」と教えてもらったところに戻ってみたけどまだ営業していなかったので残念ながら諦めて次の目的地スペッロに向かうことにした。

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