ヨーロッパの年末年始は日本と比べると特別感が少ない。工場は年末年始休みだけど、経理は年末は普通に働いて年初も1月1日だけが休みで2日から普通に始業。

なので元日の今日は1年に何度かある祝日の内の一つという感じ。

それでもお正月なので初詣することにした。もちろん寺社仏閣はないので教会。PIAZZA CASTELLOに面したサンロレンツォ教会。

ドームのクーポラのデザインが悪魔の顔に見えることで有名。確かにロボットのような悪魔がたくさんこちらを見下ろしているように見えます。

チャペルの脇の部屋に聖骸布の説明があったので読んでみた。

スペインにも似たような布があるそうです

イタリア語の説明なのでよくわからなかったのだけど、スペインのOVIEDOというところにも聖骸布のようなものがあって、磔刑後のキリストの顔を覆った布なんだそうな。

で、その顔とか傷のシミが聖骸布のシミと一致するんですって・・。

まあこういうのは徹底的に調べると色々分かっちゃうのだろうから、ひょっとしたら本物かも?という程度にしておくのが良いと思います。

教会の外に出ると広場でクラシックコンサート。これオペラというのかな?モーツァルトですね。こういうのがさらっと広場で催されるところはさすがイタリア。

https://triptraveljourney.me/wp-content/uploads/2024/05/240101c.mov
新年コンサート

もっとコンサートを聴いていたかったけど、寒すぎたので退散。

その後Mole近くの映画館で上映されていた宮崎駿監督最新作の君たちはどう生きるかを館賞。

正直、あんまり面白くなかった。
久しぶりに日本語のエンターテイメントを2時間がっつり堪能した後に、映画館の外に出るとイタリアの世界だった(当たり前だけど)ので、あれ?今どこにいるんだっけって感じになった。面白くないながらも2時間その世界に浸れたということだろうな。やっぱり映画館っていいな。

イタリア語タイトルは少年とサギ

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