今日はオーバンからスタッファ島観光に行く。オーバンにやってきた最大の目的。ホテルの近所のカフェで朝食を食べてオーバンの港へ。港の売店でスコーンを購入。店員さんに「xxxはいる?」って聞かれて一度聞き返したけど理解できなかったのでお願いしますと答えたら、温めてジャムとバターを挟むか?ってことだったみたい。
スコーンは持ち運びもしやすいと思ってランチ用に買ったのだけど、パカっと半分に割ってジャムとバターを挟んでくれたので非常に不安定な感じになった。ビニール袋に入れてくれたけどこりゃあカバンの中でぐっちゃぐちゃになるだろうなあ。
あと今すぐ食べないから温めてくれたのも全く意味ない笑
フェリーで10時前にオーバンから出港。
40分ほどでお隣のムル島に到着。そこからバスでムル島を横断して西側の港Fionnphortへ向かう。
どんよりした雲と芝生と沼の光景はいかにもスコットランドという感じ。
途中でハイランドカウの群れにも遭遇。かわいい!スコットランドのマスコット的な牛。間近で見たかったな。
バスに乗って1時間強。西側の港に到着。ここからようやくボートでスタッファ島に向かう。オーバンから2時間かかった。
ボートで港を出るとすぐにアシカだがオットセイだかアザラシだかがいた。水族館じゃ珍しくないけど、野生だと興奮するなー。
観光ツアーなのでしばらく停まってじっくり見せてくれます。アシカだがオットセイだかアザラシだかを。
20分ほどでスタッファが見えてきた。
これは・・凄い。想像よりもはるかに迫力がある。溶岩の柱の部分はもっと少ないのかと思った。島全体が溶岩の柱で持ち上げられてる感じ。
船はゆっくりスタッファ島の周りを回って桟橋へ。
スタッファ島の滞在時間は約1時間。まずは桟橋からFingal’s caveに向かう。
まっすぐな柱だけでなく曲線を描いたような形になってるところもあってとても綺麗。ガウディとかダリがこれを見たら触発されて凄い芸術作品を生み出したんじゃないかな。ちなみにスタッファ島の観光は1700年代後半には始まっていたそうです。個人所有だったスタッファ島は1986年に所有者のジョン・エリオットがスコットランドに寄付したそうで、そこから再び観光が始まったみたい。
桟橋から歩いて5分くらいでフィンガルの洞窟に到着。フィンガルというのはゲール(ケルト系の民族)の伝説の巨人の名前。アルスター(アイルランド)の巨人がフィンガルとと戦う時に海の上に石道(Giant’s Causeway)を作った。今はその石道の両端だけが残っていて、スコットランド側がスタッファ島でアイルランド側がGiant’s Causewayなんだそうな。アイルランド側は世界遺産に指定されてるからそっちのほうが有名。多分だけどスタッファ島は1986年まで個人所有だったから世界遺産にまだなってないだけなんじゃないかな。
洞窟の奥を覗いてしばらく洞窟前でリラックス。海を見ながら持参したおやつを食べる。オーバンで買ったスコーンもどうにか形をとどめていてくれた。
一緒のツアー客にイタリア人の団体がいたので少し話す。リミニから来てるみたい。その中にガイドもいてイタリア語で解説してたので少し聞いてみた。基本的にはこの柱は六角形だと。で、なぜ六角形なのかというと・・・という理由の部分は全く理解できなかった。まあ自然の神秘ってことで結構かと。
少しゆっくりしてから一応島の上にも上がってみる。2,3週間前までの時期ならパフィンという可愛らしい鳥が子育てのためにこの島に留まっていて、島の上で見れるらしい。多少遅めの鳥が残ってるかと期待したけど全くいない。
ちょっとだけくつろいで時間終了。桟橋に戻ります。もうちょっといたかったなあ。ツアーによっては滞在1.5時間とかパフィンがいる時期ならもっと長く滞在するツアーもあるようです。
ここからツアーはアイオナ島という別の島に向かう。
途中でイルカの群れに遭遇。船が停まってくれて左側にイルカがいますよー、動きが早いから写真じゃなくてビデオで撮ってねーと案内してくれた。
ちなみに下の写真はビデオから切り出したものです。
3,4頭のイルカが時折ジャンプして楽しませてくれた。行きはアシカ(かオットセイかアザラシ)帰りはイルカ。野生の動物も見れて楽しいツアーだな。
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