オーバン最終日。今日の午後に電車でグラスゴーに戻る。朝起きて駅近くの喫茶店で朝食。

スコットランドな朝食

スコーンと食パン。トリノでは食パンを見ないからもしかして食パンって日本で生み出されたのか?って思ったけど多分発祥はイギリスなんでしょうね。

朝食を食べてから少しオーバンを散歩。初日とは別の丘の公園に上がってゆっくり。ここが大好きだったという地元の故人の名前が刻まれたベンチに座る。

天気は悪いが良い眺め

この景色を来る日も来る日も眺めている地元の人が今もいるんだろうな。曇ってるんだけどなぜか心地いい。スコットランドというのはイタリアとはまた違う心地よさがあるな。

散歩を終えて一旦ホテルに戻ってチェックアウトをして荷物を預かってもらってオーバン最後の観光であるウイスキー蒸留所の見学。

オーバンというブランドのモルトウイスキーの蒸留所。

THE OBAN DISTILLERY

時間になって係のお兄さんが案内をしてくれます。まずは駆けつけ一杯(笑)で試飲。

さーさーどうぞどうぞ
今回試飲するウイスキー

今回試飲するのはOBAN14年、LITTLE BAY、ディスティラリーズエディションの3種類。違いの説明をこのブログに期待しないでください。ウイスキーについて無知であるばかりでなく、酒に弱いので3杯全て飲めずに持ち帰りしたくらいですので、ちゃんと比較できてすらいません。

でもですね。ウイスキーって本当に美味しいなって思いました。イタリアでもディナーの後に食後酒として蒸留酒を飲むことがあるけど、ハーブのようなさわやかさがあってウイスキーとかラムの味は好きです。

一緒の参加者にイタリア人家族がいて、子供に「ちょっと飲んでみろ」と勧めたのだけど、ガイドのお兄さんが全力で止めた。「いやちょっと舐めるだけだから」とイタリア人のお父さんが言っても「本当にダメ。そのために僕がいるようなもんだから」とガンとして譲らなかった。日本人的には感覚が合うけどイタリア人的には「お堅いなあ」という感じだろう。

一杯飲んでから工場見学スタート。麦芽から糖化、その後発酵の工程を見る。

https://triptraveljourney.me/wp-content/uploads/2024/01/230816e.mov
麦芽(モルト)を糖化(マッシュ)させていきます。
https://triptraveljourney.me/wp-content/uploads/2024/01/230816f.mov
発酵中

発酵された麦汁はウォッシュという液体になりその後ポットスチルという銅でできた釜で蒸留していく。このポットスチルの形もウイスキーの味に影響を与えるそうです。

このポットスチルで蒸留する

ちなみにガイドは当然英語ですが、要所要所に説明の看板があってなんと日本語も対応しているので、英語がわからない人も大体理解できます。

まあぶっちゃけ僕もこの看板で理解していきました(一応普段英語で仕事をしているのだけど、本場の英語はほとんどついていけない)

説明看板は日本語対応!

最後に樽置き場で熟成の説明を受けて工場見学終了。

オーク材の樽で熟成させていきます

ここで2杯目の試飲。もう全部飲めないので持ち帰り用の小瓶に詰める。最後にツアー出発の部屋で3杯目の試飲。これも奥さんの分を二人で分けて後は持ち帰り。

しっかり説明を受けたのでお土産に一本買いたくなったのだけど、今回の旅行は預け荷物無しのフライトだから液体を持ち帰れないので購入は断念。

スコッチモルトウイスキーの蒸溜所見学ツアーはそんなにウイスキーに興味のない僕らでもかなり楽しめました。ウイスキーが好きな方にはぜひお勧めしたい観光です。

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