Club Mejunje

ようやく晩御飯を食べ終わってCASAの目の前にあるClub Mejunjeへ。
軽く行列ができてる。ギャスパード曰く、この行列はよくあるコマーシャルの手段だという。わざと入場規制して行列を作って人気店であることを知らしめてるんだって。
いやあ13歳なのによく知ってるねえ。
夕方に言われた通り行列を無視してセキュリティの人に店長のElielを呼んでもらう。
「ああ、さっき君らの友達のイタリア人も来たよ。日本人とベルギー人の友達が来るから案内してくれって言われてるんだ」
やっぱりマルチェロたちは先に入ってたんだ。待たせちゃって悪いな。
程なくしてElielが登場して、さあ入って!と店に入れてくれた。
ここで問題発生。夜遅いから子供はお店に入れないという。
実はギャスパードはさっきからこれを心配してた。すかさず
「僕、18歳だよ!」
苦笑。かわいい。かわいすぎる。残念ながらこんなにかわいい18歳は世界中どこを探してもいないんだよギャスパード。
店長のElielも苦笑い。
「残念だけど信じられないな。ごめんね」
こんなラテンの国でそんな細かいことを言うのか。小学校くらいからロンを飲んじゃいそうな勢いなのに。
なんども食い下がったけどダメでした。
するとギャスパードはじゃあここの入り口で待ってていい?
なんて健気なんだ。でもそれすらダメだという。
ああ、これはアクセル親子は宿に帰るしかないかと諦めかけた時、親父のアクセルから驚くべき発言。
「じゃあ、お前先に帰ってろ。帰り道わかるだろ」
いやいやいや!いくらキューバが安全な国とはいえ、初めて来た街で今、23時過ぎですよ?一人で帰らせるの?しかも一人で部屋で待たせるの?かわいそうすぎるでしょ。
そりゃあいくらなんでもかわいそうだよ。と僕が言って僕らのCASAで待ってもらうことにした。CASAまでギャスパードを連れて行くと、
「すごく優しいんだね。本当にありがとう」
といって頬にキスしてくれました。なんというか・・彼は天使なの?良い子すぎる。僕らの部屋に通そうとしたら、屋上で待ってるから部屋に入らなくても大丈夫だという。
「屋上でゲームして待ってるよ。早く帰ってこなくて良いよ。本当に気にしないで楽しんできて!」
泣きそう・・。ギャスパードと一緒に楽しみたかったな。
ギャスパードを残してもう一度クラブへ。
トリニダーのCasa de la Trovaと同じく入場料は安く(無料だったかも)、お酒で儲ける仕組みらしい。といってもお酒もすごく安い。
細かいお金がなくてアクセルが僕たちの分も出してくれました。

アンベブのビール

アンベブのビール!アンベブはブラジルのビール会社でラテンアメリカでは抜群の存在感を誇るビールです。
中に入るとマルチェロたちを発見!
遅れてごめんねー。晩御飯に2時間もかかっちゃってさ。
かなり混雑した店内でどうにか席を見つけて座る。
女性二人組が歌ってます。

ポルトガルのファドみたいな感じ?

すごく物悲しい曲で、いわゆるキューバ音楽のお気楽な調子とは違う。ポルトガルのファドに近いかな?こんなにかっこよくピアニカを演奏する人を初めて見ました。僕が小学校の時に学年全員参加の鼓笛隊というものがあって、トランペットや太鼓、シンバル、クラリネット、そういった花形の楽器を演奏できない人は縦笛かピアニカがあてがわれました。つまりハズレの楽器だった。(僕は縦笛でした(苦笑))
でもこうしてかっこよくピアニカを演奏する人を見ると楽器に花形もハズレもないんだなあって思う。
ちょっと録画したので雰囲気だけでも下の動画で感じてください。

昨日みたいなノリノリの曲も良いけど、こういうメロウな曲も良いねえ。Buena Vista Social Clubともまた一味違う郷愁を感じさせる。
するとキューバ人の兄ちゃんが話しかけてきた。
「日本人?」
そうだよー。
「俺、日本のアニメ大好きなんだ。見て!」
と腕に彫ったナルトとワンピースのタトゥーを見せてくれた。いやージャパニメーション人気凄いね。キューバにまで輸出されてるんですなあ。
何曲かナルトやワンピースの主題歌らしき曲を歌ってくれたが全くわからない。
ごめんね。その世代じゃないのよ。
彼はヘビメタのバンドマンで昨日はここで演奏してたらしい。
そうか、ヘビメタバンドの日もあるんだ。
今日がその日じゃなくてよかった(笑)僕はラウドミュージックは好きだけど、キューバではいいや。
みなさんももしここに行くことがあるなら、今日の演目が何なのか確認してから入ったほうが良いと思われます。

ワンピースとかナルトのタトゥー

客の中に昨日のトリニダーの列車ツアーで一緒だった男性がいた。
ツアーの時は話さなかったけど、お互い顔を覚えていたので挨拶。コロンビアから一人で来たらしい。トリニダーのバスターミナルに行ったら運よく空きがあってバスでここまで来れたとのこと。8CUCですごく快適だったって。
へー良いなーって、一瞬思ったけど、よく考えたらコレクティーボだったからこそマルチェロたちやアクセル親子と知り合えたんだ。宿も彼らのおかげで確保できたし、楽しく観光できたし、どう考えてもコレクティーボで来れて良かった。

ステージはどんどん人が増えて、いつの間にか曲もノリノリになってきた。昨日と同じくサルサを踊り出す人もいる。

オールスターで盛り上がる

いやー、楽しい。楽しいがやはりギャスパードのことはどこかで気になる。もう2時間近く経ったな。屋上で寝ちゃってないだろうか、と心配し始めた頃、マルチェロたちがもう眠いから帰ると言ってきた。
そうか、じゃあ僕らも帰るかね。アクセルに声をかけてみんなで宿に戻りました。
通りを渡ろうとしたとき、屋上からギャスパードが大きく手を振って声をかけてきた。もう1時近いけど、まだ寝ちゃってなかったんだ。
健気に手を振るギャスパードを見て抱きしめたくなった。
CASAの建物に入ると物陰に隠れてたギャスパードが僕らを脅かそうと飛び出してきた。
遅くなってごめんね。ゲームしてたの?
「ううん。WiFiが使えなかったから一人で踊ってた。楽しかった?」
あらら・・なんてかわいそうな。しかもこちらを気遣う優しさ。
なんて出来た子だ。
みんなとおやすみの挨拶をして今日は解散。
コレクティーボで非常に良い旅仲間が見つかって良かった!
最高!

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