夕日がきれいだというマレコン通りまで歩いてみることにしました。
セントラル公園から海までまっすぐ伸びているペデストリアンデッキを1kmくらいてくてく歩く。
大きな街路樹が植えられていてリゾートな感じなんだけど、その両脇の建物はボロボロで特に左側のセントロハバナはスラム街のようだ。
それでも何故か人々の表情は明るい。つるつるのペデストリアンデッキで子供たちがローラーブレードで走ってはしゃいでる。
物は不足していてもみんな楽しそう。幸せってなんだろうな。
15分くらい歩いて海岸到着。防波堤に座ってリラックス。
大きな波が防波堤に打ち寄せて、道路まで水浸しになっている写真をよく見るけど、今日の海はおだやかです。だんだん陽が沈んできた。
すると隣の観光客のところに二人組のお爺さんギターコンビがやってきて演奏し始めた。
しわがれた声でなかなかお上手。
良いBGMだなーと思っていたら僕らのところにもやってきた。
当然チップがいるけど1曲演奏してもらうことにした。
一人が僕の隣に座って歌い始める。
・・・が、どうでもいいけど近すぎやしないか。
唾がかかるほど近い距離、というかなんならキスされるんじゃないかってくらい近い。
僕とお爺さんの間にカメラをねじ込むようにして1枚パチリ。
マレコンの夕焼けを見ながら良い音楽が聴けたよ。ありがとう。
お爺さんたちがさらに隣の観光客へ移って、しばらく夕日を眺めていたらまた違うキューバ人の中年カップルが隣に座った。
おばちゃんが明るく「ハイ!」と声をかけて、こちらも笑顔で挨拶。
地元の人も憩う場所なんだなーって思ってたらおっちゃんが、チェ・ゲバラの3CUPを出して買わないかと言ってきた。 なんだ、物売りだったのか。
いやいや結構です。
なんだかちょっと気まずい雰囲気になったな。ここを離れてちょっと歩くか。
夕日に向かって歩いているとなにやらテトラポットの上で集まってる集団がいる。
良―く見るとツボのようなものから何かを海にまいている。遺灰だろうか・・。
さてそろそろ日も沈んできたのでホテルに戻るか。
来た道とは違うルートで帰ろうかな。セントロハバナを通って帰るか・・と思ったけど、結構スラムな雰囲気。まあ安全と聞くけどなんかトラブルになるのも嫌なので来た道をそのまま引き返してホテルに帰りました。
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