ヴェネツィアのゴンドラ乗船

ヴェネツィアで一番の観光といえばゴンドラでしょう。でも料金が高いのです。1ゴンドラあたり日中は80ユーロ、夕方以降は100ユーロ。わずか40分でこれは高いなあ。ヴァポレットで運河の雰囲気を楽しめるからいいやって思ってました。
でもいよいよ明日には日本に帰るという段になり、ちょっとだけでも雰囲気を味わいたいと思い、昼にトラゲット(渡し舟)に乗ったらかなり気持ちがいい。うーん。ちょっとだけ雰囲気を味わって満足するはずが、ますますゴンドラに乗りたくなってしまった。試供品効果だなあ。
かなり乗りたい、でも高いよなあ、どうしよう・・と日中に悩んでいました。とりあえずアカデミア橋付近の乗り場のコンドリエーレに乗船コースを聞いてみる。アカデミア橋からカナルグランデをサルーテ教会の方に進んで、小さな運河に入ってくねくね進んでリアルト橋近くでカナルグランデに戻って帰ってくるルートとのこと。なかなかいいコース。料金はすでに日も沈みかけていて夕方以降料金の100ユーロ。よし決めた乗ろう!
「カード使えますか?」
「キャッシュオンリーだよ。橋を渡ったところにATMがあるからおろしてきなよ」
了解です船長!乗ると決めたら早く乗りたい。小走りでATMでお金をおろして戻りました。では乗りまーす。

僕らのゴンドラのゴンドリエーレ

しゃがれ声のいかにもイタリアンなゴンドリエーレ。陽気な感じで色々話してくれます。ジューデッカ島出身だそうです。地元民のゴンドリエーレと聞いて何故か嬉しくなりました。ヴェネツィアには433人のゴンドリエーレがいるそうで、このゴンドラは自費で調達(約3万ユーロ)するそうです。

出発進行

夕暮れ時のカナルグランデはかなり気持ちがいい。さっきまでの炎天下ではこんなに心地良くないでしょう。だから20ユーロ高いんですね。

右手にグッゲンハイム美術館

あれがグッゲンハイム美術館だよと教えてくれました。午前中に行ったので知ってると思ったけど、ほーそうですかと感心してみせる。あれがなんとかホテルで7つ星だよとかサルーテ教会だよとか、色々教えてくれるけど、こちらも滞在4日目なのでたいてい知ってることが多い。サルーテ教会あたりで左に曲がって細い運河を進みます。途中でアコーディオン奏者とカンツォーネ歌手を乗せたゴンドラとすれ違いました。いい雰囲気だなー。ゴンドリエーレ曰くこのカンツォーネセットをお願いすると別途120ユーロだそうです。ゴンドラ乗船料より高いんだよと笑ってました。

ゴンドラが行き交う

どんどん細い運河を進むと
「ここにモーツァルトが1か月住んでたんだよ」
と教えてくれました。おお、それは全く知らなかった。へー、モーツァルトってヴェネツィアにも住んでたんだ。そういう貴重な建物がしっかり残ってるのはヨーロッパのいいところですね。
「そういえば運河に魚はいるの?」
「いや、昔はいたけど、今は水が汚くていないんだ」
とのこと。確かに生命の香りがしない。ドブ川を進んでいるような感じがして細い運河はあまり面白くないなあと思っていた頃にカナルグランデに戻りました。

細い運河の向こうにカナルグランデ
奥にリアルト橋

右手にリアルト橋。ヴェネツィアの名所のリアルト橋、アカデミア橋、サルーテ教会が眺められる良いコースなんだなー。少し進むとあれがアマンヴェニスだとゴンドリエーレが教えてくれました。

アマンヴェニス

一度は滞在してみたいアマンホテル。今回の旅でも一応は値段と空室状況をチェックしたのですが宿泊料が法外すぎて諦めました。ここでジョージ・クルーニーが結婚式を挙げたそうです。へー!最初は知ってることばっかり教えてくれるなあと思ってたけど、知らないこともたくさん教えてくれるね。ありがとう!
さらにもう少し進んだところでゴール。いつもはアカデミア橋に戻るみたいだけど、今日はこれから彼女とデートするとのことで、ちょっと手前の船着場で終了となりました。

ゴール

約40分で100ユーロという値段を高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思います。僕は乗船前は高すぎると思ってましたが、乗ってみた後の感想としては
「ヴェネツィアに来たからには必ずゴンドラに乗るべし」
になりました。コースや時間帯にもよると思うので、事前にコースは確認した方がいいと思います。カナルグランデを進んでいる時が一番気持ちがいいのでカナルグランデを長く通るコースがオススメです!

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