ラム酒博物館というかバーを出て港の方へ。あまり綺麗とは言えない海。というかドブ臭いからどっちかというと汚い方だろう。それでもこれは一応カリブ海と呼ぶんだろうか。

対岸へ渡る船

プレハブ小屋のような船がゆっくり対岸へ向かっていく。対岸にはカバーニャ要塞とか明日行こうと思っている見所があるので、このプレハブ船も選択肢かな?
港からさらに海沿いに南に歩くとサン・ホセ民芸品市場に着きました。
大きい建物。とりあえず覗いてみよう。

ココナッツジュース

入るとココナッツジュースが1cuc(約110円)で売られてたので買ってみる。初めてだなココナッツジュース。スパンと包丁で上の皮をカットしてストローをさして完成。
どれどれ・・・。
うむ・・うまくない。ぬるくて微妙に甘い砂糖水という感じかな。しかも意外とココナッツ重いし・・。
これから民芸品を見て回ろうっていうのに荷物を抱えてしまった。

市場の中には小さなおみやげ屋がたくさん入ってます。絵とかTシャツとか色々売ってるんだけど、どこの店も似たり寄ったりですぐに見飽きてしまって、市場を出ることにしました。
ちなみにココナッツジュースはまだ飲み終わらなかったので捨てました。

市場を出て街ブラしながらホテルに戻る。旧市街の南の方は若干中心地よりもガラが悪いというかローカル色が強いように見えます。
床屋の前でドミノをしている若者発見。

ドミノが大人気

おー初ドミノ。物珍しげに見つめていると、一人が「いっしょにやるか?」と誘ってくれた。んーでもルールが分からないからと遠慮してしまいました。今にして思えばやってみればよかった。
すると床屋のおやじが外に出てきて、
「葉巻買わない?安くしとくよ」
闇葉巻を斡旋してきました。いやいや僕タバコ吸わないんでと辞退すると、おやじさんの知り合いが通りかかった。
・・・ブタをかついで(笑)
よー、元気?って感じで挨拶して、そのブタを二人で抱えてポーズを取ってくれました。

大晦日のご馳走の準備。自然と笑みがこぼれる

なんなんだこのブタは。食べるのか?
(とこの時は理由がわからなかったんだけど、大晦日にブタの丸焼きを食べるのはキューバの習慣みたいです。翌日の大晦日はいたるところでブタを目撃しました)
ともあれ誰も彼もいい笑顔だ。違法葉巻が売れなかったことなんて、もうすっかり忘れたようだ。

建物がボロボロだからスラム街のような雰囲気で治安が悪そうだけど、かなり平和な雰囲気です。痩せてる人もいない(それどころかマッチョやデブも多い)し、ブタを丸ごと担いでるくらいだから食料は十分いきわたってるのかな。
こういう状態を貧しいというのかわからないな。
その後もブラブラしながらホテルに戻りました。

床屋がたくさんありました

ホテルに戻ってフロントでトリニダーの宿に電話してもらいました。
トリニダーの宿は宿泊の前日か前々日に電話でリコンファームするようにとのことだったので、今朝ホテルから電話してもらったんだけど、不在だったのか電話回線の不調かとにかく電話がつながらなかったので、もう一度お願いしました。

フロントの女性曰く僕らが出かけている間に、先方から折り返しの電話があったそうです。どうやって折り返したんだろう。着信番号が残ってたんだろうか。とてもそんな近代的な電話システムに見えないけど。
もう一度電話してもらったけど、やはりつながらなかったようでフロントの女性は何かを話して電話を切った。留守電なのかな?
折り返しがかかってくるからちょっと待っててとのこと。
ちなみにこのフロントの女性は日本のサービス業だったら即日クビになるような態度の悪さです(笑)
まあ態度が悪いというか、仕事が面倒くさそうというか、友達に面倒くさいことを頼まれて仕方なく手配をしている感じ。まあそういうのを態度が悪いというのでしょうが(笑)
気持ちを日本モードからラテンモードに切り替えているので全く気にならないけど。
しばらくソファに座って待っていると、本当に折り返しの電話がかかってきて、態度の悪い女性が大声で
「あんたに電話だよー!」
と呼んでくれました。
トリニダーのカーサのJoseさんとようやく話せました。
予定通り1日に行くからよろしくねと伝えると
「わざわざ電話ありがとう」
と言われました。んー、リコンファームは建前だったのかな。メールにさもなくば予約を取り消すと書かれていて真面目に対応したんだけどね。

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