トリノ最後の日曜日をどう過ごすか考えた結果、やはりピエモンテの王様であるMonvisoにご挨拶に行くべきだろうと。(お正月にも行ったばかりだけど)。
ちなみにMonvisoの愛称はRe di Pietraで岩の王様と呼ばれています。
Po川の源にも行ってみたくて会社の同僚に聞いてみたところ、雪が深くて手前の駐車場に停めて1時間歩かなければ行けないという。うーむそれは多分厳しいな。とりあえずMonvisoの麓の街であるOstanaへ向かう。
途中からだんだん雪がちらついて来た。山道を登ってOstana到着。

うむ。天候不順で王様はすぐ近くにいるはずなのに全く見えない。ホテルのレストランが営業していたのでそこでコーヒーを飲んでしばらく待ったけど天候回復せず。Monvisoの方向だけ教えてもらって、ピエモンテで過ごした素晴らしい3年半の感謝を告げる。
ちなみに最初に想像していた方向とは全く別の方角でした。

続いてOstanaの先にあるポー川の源流を目指す。ホテルの人に確認するもやはりその周辺は雪で通行止めになっているので手前の駐車場に停めて歩かなければ行けないらしい。
とりあえずその駐車場まで向かう。すでにそこでもかなり雪が深い。冬用タイヤとは言えかなり怖い。運転は得意ではないのでビビりながら進む。
車を停めて山小屋で暖かいお茶を飲む。温まったところで少しだけ源流に向かって歩いてみる。
うーむ、頑張れば1時間くらい歩けなくもなさそうだけど、周りに人も少ないので遭難リスクもある気がするのでやめておいた。限りなく源流に近いところでポー川にも感謝。3年半ありがとう。

ポー川のほぼ源流を後にして来た道を戻る。少し天候が回復して来た気がするのでまたOstanaへ行く道を登ってみる。
Ostanaで車から降りて思わず「あっ!」と声をあげてしまった。王様が顔を出してくれました!

会社への通勤路でほぼ毎日見てるので、Monvisoの姿を見ること自体は特別ではないのだけど、最後に挨拶に来て最後の最後で雲が晴れてその姿を見られたことにとても感動しました。
本当にピエモンテの王様が顔を出してくれたように感じた。
徐々に雲が晴れて来てはっきり姿が見えた。ありがとう。何から何まで本当にありがとう。親切だった同僚たちや近所の人たちに対する感謝も全部合わせてMonvisoにお礼を言えた。ああやっぱり最後の日曜日はここに来てよかった。
帰りにブリケラージオのステファノの実家に立ち寄ってご挨拶。ステファノは風邪を引いてしまったので僕らとご両親だけ。ご両親は英語を話さないのでイタリア語で捲し立てる。お母さんはよくお話しされる方というのはわかっていたけど、今日はお父さんもたくさん話した。
8割くらい理解できなかったけど、それでも心は通じ合えたような気がする。ステファノの実家は僕らが初めて訪問したイタリアのご家庭。懐かしいな。
1時間くらい話してお別れを告げた。お母さんは泣いてくれた。こんなに想ってくれるなんて本当にありがたい。またいつか戻って来たいな。

トリノに戻って、イタリア語教室にも立ち寄った。ここもたくさん通ったな。たくさんの思い出がピエモンテのいろいろな場所に詰まってる。
何度も書くけど本当にありがとう。







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