グラスゴーではちょうど今週Piping Live!というイベントが開催されていて、今日は、パブでバグパイプのライブ演奏があるそうなので晩御飯はそこに決定。
バグパイプライブのパブへ。バグパイプライブパブ、バグパイプライブパブ、バグパイプライブパブ・・・早口言葉みたい。
街の中心地にあるWaxy O’Connor’sというパブ。席があるか聞いてみたところ、お客さんはどんどん入れ替わるから空いてる席を見つけて座るべしとのこと。
ライブは18時からであと15分くらいで始まるので店の中で席を探す。店内はアリの巣のようになっていていくつもの小さいスペースに分かれて階段を昇ったり下ったりで自分が今地上にいるのか地下にいるのかもよくわからない。そんな迷路のようなお店でいくつか空席を見つけたのだけど、ステージから遠い。
いったん席を確保してからもステージ近くの席を探し続けて、ライブ直前にどうにかステージが見える席を確保。ただちゃんと見るには席から立たないといけないけど、まあこれなら十分堪能できる。
18時15分ごろライブ開始!CIAR MILNE & FRIENDSというグループらしい。バグパイプとキーボードとフィドル(Fiddle)の構成。Fiddleって何?って感じですが、バイオリンのことです。バイオリンはイタリア語で、英語にするとフィドルというらしい。
演奏が始まった。驚いたことにバグパイプ奏者はパイプを口に咥えていない。なんと脇を締めることで空気を送り込むらしい。こんなタイプのバグパイプもあるんだなあ。
軽快な音楽なんだけどどこか哀愁漂う曲。いやーたまらん。とても素敵。でもバグパイプとフィドル(バイオリン)の音の違いが聞き分けられない。初めて気がついたけど似た音なんだなあ。
しばらく聞いていたら、ステージを正面から見れる席が空いたのでそちらに移動。注文時に「かなり待つよ」と言われていた食事も運ばれてきた。
全体で1時間くらいのライブでした。最高。ご飯は美味しいのだけど途中で飽きてくるし、重いのでしょっちゅう食べる気はしないけど、この演奏は毎日でも聴きたい。スコットランドに住んでいたらこういうパブに通ってただろうなあ。
本当に感動したので、演奏終了後にグループの人たちに「とても良かったです。感動しました」と伝えたら「どうもありがとう!」って満面の笑みを返してくれた。
ステージがあるってことはこういうライブはしょっちゅう行われてるのだと思う。グラスゴー(あるいはスコットランド)に来たらぜひバグパイプライブをご堪能ください。
外に出るとまだ明るい。地下の密閉された空間に2時間くらいいたので外がまだ明るいのは変な感じ。
昼に開催されていた自転車の大会のイベント会場でライブが行われていたので一応聴く・・・が、先ほどのライブとは全然違って全く心を打たれなかったので、早々に退散しました。
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