旧市街に着いて、さてどこに行こうかと考えていたら、前の方に見知った後ろ姿を発見。アクセルとギャスパードだ!
つい4時間前に今生の別れぐらいに感情的なお別れをしたのにもう会ってしまった(笑)
どーもーこんちわー。
「あー!もしかしたら会うかもねって話してたんだ。」
これからどこ行くの?
「葉巻ショップ。昨日お土産を買えなかったから」
そっかー。じゃあ僕らも一緒に行こうかな。
タバコは吸わないので葉巻を買うつもりはなかったけど、キューバの名産品なのでちょっとは興味がある。
カピトリオの裏にあるパルタガスという葉巻ショップに行きました。
キューバの名産品だけあってかなり賑わってる。
アクセルはかなり吟味した結果、想定よりも安くなかったらしくお土産は購入せず。
ギャスパードはガスライターを買おうと思ってるようだ。
店の人に使い方を教えてもらってる。
「飛行機にも持ち込めるかな?」
大丈夫だよ
「よし!決めた!これにする。」
まだ子供だからタバコも吸えないのになぜライターが欲しいのかよくわからないけど、店の人にあれこれ質問して品物をしっかり吟味する姿は一人前の男って感じだった。
買い物が終わって店を出ようとしたところで、バッタもんの葉巻を売りつけようとする輩が声をかけてきた。
ここはすごく不思議なんだけど、同じ建物の入り口にバッタ屋が店を構えてる。なぜ店の人は取り締まらないのか・・。バッタもんを売ってる人も公務員なんだろうか・・・。
キューバの物売りは基本的に淡白で、いらないと告げるとあっさり引き下がる。ところがここのバッタ屋はなかなかしつこい。
しつこくギャスパードに葉巻を売ろうとするバッタ屋。子供に葉巻を売るって・・。ギャスパードそいつはほっておいてもう行こうよ。
ちょっと歩いたらギャスパードが小走りで追いついてきた。
「あいつ、僕が断ったらファッキューって言ってきたよ」
えー、ひどいなあ。
「でも僕もファッキューって言い返してやった」
フフたくましいね。
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