両替を済ませて、一旦ホテルに戻ってから本格的に観光開始。まずは何はともあれキューバと言えば革命なので革命博物館にGO!
革命博物館は旧市街の端にあるので歩いていけます。日本とかなり違う街並みそのものが観光施設という感じなので、キョロキョロ見て回ってなかなか目的地に着かない。
途中で雑貨屋のようなお店を発見。洗剤かな?何かを売ってるんだけど、棚はガラガラで品数も少ない。

雑貨屋は品数少なめ

さらに進むとカテドラル広場に出ました。

カテドラル広場

こういう広場はヨーロッパっぽいですね。スペインの風情が漂います。カテドラルも開いていたので参拝して通りを曲がって西へ進みます。10分くらい歩くと大通りに出ました。
その通りの向こう側に革命博物館を発見。

革命博物館

革命博物館は1959年の革命前までは大統領官邸として使われていたコロニアル様式の建物でかなり立派。
荷物は持ち込み不可なのでチケット売り場の隣にある預かり所に預けます。
まずはホセ・マルティ像。その後ろの壁には銃痕が今も残ってます。

銃痕が残る壁の前のホセ・マルティ像

館内は革命家たちの写真や遺品、武器などが展示されてます。
なので、キューバ革命について何の思い入れもない人は、ふーんで終わってしまうかもしれません。でも世界で唯一と言っていいくらいの成功した社会主義を作り上げたキューバ革命の意義深さに関心がある人にとっては貴重なものがたくさん展示されてます。

犠牲者追悼の行進をするゲバラたち
ゲバラとカミーロ。ジャングルからこんにちは
カミーロとゲバラの帽子
ゲバラの手術器具やパイプ
カストロのジャケット

ゲバラやカミーロの象徴とも言える帽子や、カストロのジャケットは少しだけ彼らを身近に感じさせてくれます。
中でもすごいのはチェ・ゲバラがボリビアで殺された後にゲバラの遺体を乗せたという担架。血なのか汗なのか分からないけどシミも残ってる。
もうここまでくると遺品というより聖遺物みたいな感じですね。
エルサレムで見たキリストを寝かせたと言われる大理石を思い出しました。

ゲバラの遺体を乗せた担架

2階にはお土産物屋もあります。特に欲しいものはなかったけど。
窓からの眺めがとても良い。ちょっと先にカリブ海が見えて、たなびくキューバ国旗とクラッシックカー。あー今、僕らは本当にキューバにいるんだなー。

革命博物館2階からの眺め

2階から降りると1階にはモダンなオブジェが置かれていてカストロの顔のオブジェもあります。カストロは自身の像が作られるのを嫌ったそうで、そんな金や時間があるなら他のものを作れ!という考えだったそうです。
立派ですね。

屋外には革命に使われた戦車や飛行機、命を落とした人たちの慰霊碑があった。とりわけ注目すべきは、革命時にメキシコからキューバヘ革命の志士たちを運んだ意義深い船です。実に小さい船だけどこの船に82人も乗ってキューバにやってきたのだとか。
ガラスに囲われていて見づらいのと、かつペンキの塗り直しをしたらしく真新しく見えるので、とても歴史的な船には見えません。
・・これ実物なんだろうか。まあいいか。グランマ号でした。

ガラス越しのグランマ号
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