6月24日セネガル戦の朝。まずはホテルで朝食。ロシアの名物だというそばの実を食べてみたけどイマイチ。朝食会場にはなぜか、ロシア人のお父さんと小さい娘さんという組み合わせの家族が多い。お母さんはお留守番なんだろうか。それにしてもW杯前はあれだけホテルの予約が取りにくい状態だったのに、このホテルはサッカーファンでいっぱいとはとても思えない。とりあえず、チェックインした昨日の夕方から今朝まで一度もサッカーファンに会っていない。というかそもそも他の宿泊客にあったのはこの朝食会場が初めて。
値段を吊り上げるために満室を装っていたのか、それとも旅行代理店が直前に大量キャンセルしたんだろか・・。このホテルは結構立地も良いのに。
朝食を食べ終わって、フロントで街の地図を借りて散策に出発。一番の観光名所の血の上の聖堂は午後に参加予定のウラル連邦大学主催ウォーキングツアーでも行くような気がするので、そっちとは違う方向に行ってみよう。ホテルから西に少し歩くと溜池から続いている川に出ました。
綺麗に整備されている土手をぶらぶら歩きます。特にお目当もなくゆるゆると外国の街を観光するのは楽しいな。ちょっと歩くとなぜかビートルズのモニュメントがありました。
何故ロシアにビートルズ?今、ロシアとイギリスの関係は今ちょっと悪化してるけど、民間レベルではわだかまり無しってことのようです。大きな通りに出たので西に歩いていくと大きなロシア正教の教会を発見。地図によればBolshoi Zlatoust bell-tower churchだそうです。
ちょっと覗いてみよう。女性はスカーフを巻かないといけないようです。奥さんは日本代表のタオルマフラーを巻こうとしたけど、どう考えても足りない。どうしよう。と困っていたら入り口に貸し出し用のスカーフがありました。よかった。
中は改装中でまさに工事現場そのものって感じの雰囲気でした。ちょっと残念。でも日曜日のせいかひっきりなしに信者の方がやって来てイコンにキスをしてお祈りをしていきます。宗教が街に根付いているな。
教会を出てさらに西に行くと歩行者専用の大通りに出ました。この通りを右に行くか左に行くか迷う。地図を見ると左に行くと大きな教会があるらしい。行ってみるか。
歩行者専用の通りには色々なモニュメントが置かれていて、その中になんとマイケル・ジャクソンを発見。ビートルズの次はマイケル・ジャクソン。なんだろ。アメリカやイギリスと仲が悪いという情報は本当なんだろうか。地図では近そうに見えたけど、20分くらい歩いて教会に到着。Cathedral of St.Alexander of the Nevaという聖堂だそうです。
中に入るとミサ中でした。ここでも女性はスカーフ着用なので、貸し出し用のスカーフをお借りして参拝。かなり多くの人がお祈りしてます。
明確な区分はないんだけど、だいたい女性は左側に、男性は右側に位置取りしてます。ドームの内装が綺麗でもっと前に進んで見てみたいけど、信者をかき分けて前に進む勇気がない。ミサが終わるのをしばらく待ってみよう。太陽の光がドームのガラスから差し込んできて神々しい。聖歌もとてもキレイな歌声で心が洗われるようです。・・・が、待てど暮らせどミサが終わらない。かなり本気のお祈りだなあ。毎週のミサで毎回こんなにしっかりお祈りするんだろうか。それとも今日は特別なミサなんだろうか。
ともあれこれ以上待てないので教会を出て街の中心へ戻ることにしました。さっき通った歩行者用道路を戻ります。大きなショッピングセンターがあったので入ってみる。本当に巨大だ。いつの間にか隣の建物にも入ってしまっていたらしく、自分がどこにいるのかさっぱりわからない。中にスーパーが入っていたのでお土産を少し購入。マトリョーシカの形の缶に入った紅茶が1つだけ売っていたので購入。もうちょっとお土産用で買いたかったので、「英語話せます」と書かれたTシャツを着たスタッフに聞いてみると、残念ながらこの一個しかないんだそうな。ま、仕方ないね、1個で我慢しよう。ってことでレジに向かうと別の売り場に山ほど置いてありました。
んー、多分さっきのスタッフはW杯期間に合わせて急遽雇った学生バイトなんだろうなあ。どこに何の商品が置かれてるとかあんまり知らないんでしょうね。ま、ともあれお土産用の紅茶も買えて良かった。
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