会社を18時定時に飛び出て10分で家に到着(会社のすぐ近くに住んでいるのです)。シャワーを浴びてタクシーで京都駅へ。京都駅からシャトルバスで関空へ向かいます。いつもはMKタクシーの乗り合いタクシーで行くんだけど、乗り合いタクシーは他のお客さんも拾っていくから時間がかかることが多く、仕事後に空港に向かう今回の旅程では時間的に間に合わない可能性があったのでこのパターンにしました。結果的に乗り合いタクシーよりも随分安上がりになった。今後もこのパターンを使うかも。
関空に到着して早速エミレーツのカウンターへ。フライトまで3時間以上あるのにカウンターが開いていてすでに長蛇の列。しょうがないから並ぶか。
あれ?ウェブチェックイン済みの人向けのレーンがある。そっちはガラガラだぞ。ということはこの長い行列に並んでいる人はみんなウェブチェックインしてないのかな?係員に聞いてみるとどうやら本当にウェブチェックインしている人はこちらのガラガラのレーンでいいみたい。
5分も待たずに僕たちの順番になりました。行列に並んでいたら20分以上かかってると思います。多少面倒でもウェブチェックインって重要だなー。
ドバイ経由ロシア行きの旅程を見たグランドホステスが
「ロシアですね。FAN IDなどはお持ちですか?」
と聞いてきました。おお!空港チェックインカウンターからしてワールドカップモードだ。ドバイ行きのフライトにもFAN IDというワールドカップツールが浸透していることにちょっとテンションが上がります。
「はい!持ってます!」
嬉々として答えると、何やら内線電話をかけて
「FAN IDの方がいらっしゃいましたが、確認した方がいいですか?」
という感じのことを本部的なところに確認している。ほー、多少面倒な手続きでもあるのかなと思ったら特に確認不要となり手続きは普段の旅行と同じような感じで終わりました。
出国手続きをして免税店などで時間を潰して搭乗ゲートに行くとちらほら代表ユニホームを着た同志を発見。ドバイ経由でモスクワに入る人、僕らと同じようにドバイからエカテリンブルクに行く人と様々です。搭乗を待っている間にちょうどブラジル対コスタリカの試合が終盤に差し掛かっていました。ネットでチェックしてみるとすでに試合はロスタイムに入っていて、スコアは0-0。うわースイス戦に引き続き引き分けか?ブラジル大丈夫かよ・・・。と心配していたところでブラジルにゴール!さらに立て続けにゴール!結局2-0でブラジルが勝ったところで搭乗スタート。いよいよ僕らのワールドカップ観戦旅行もスタート!
ドバイまでは約10時間。夜中のフライトなのでしっかり眠れるかと思いきやあまり眠れなかった。歳のせいかだんだん「いつでもどこでもぐっすり」というのび太くん的な睡眠ができなくなってきました。
早朝5時にドバイ到着。ここからはエミレーツ系列のLCCのフライドバイでエカテリンブルクに向かいます。LCCなので別のターミナルになります。男性の係員らしき人にターミナル2の行き方を聞いてみると実にあっさりと
「ここからは行けない」
と言われました。いや、行けないって・・。こちとらはるばる日本からドバイまで来てるんだ。何キロ離れてるか知らないけど日本からドバイまでに来れたのに隣のターミナルに行けないなんてことないだろう。話にならない。エミレーツのCAが歩いてきたので改めて聞いてみました。
「かなり遠いけどここをずーっとまっすぐ10分くらい歩いて、XXゲートの前にあるエレベーターを降りたところの先でバスに乗る必要があるけど、近くに行ったらまた誰かに聞いた方が良い」
とのこと。そうかそんなに遠いのか。まあ時間はたっぷりあるから行ってみよう。
すると日本人の女性二人が追いかけてきてターミナル2に一緒に連れて行って欲しいとのこと。もちろん良いですよ。一緒に行きましょう。このお二人もエカテリンブルクでワールドカップ観戦。さぞかし筋金入りなんだろうと思って聞いてみると、ご自身曰く「最近サッカーにはまったにわかファン」で、勢いでワールドカップに来ることにしたんだとか。海外旅行経験もあまりなくハワイに行ったことがある程度。いやーそれでロシアまでサッカーを観に行くとは、そのハマリ具合や行動力が逆に凄いっす。しかもハリルホジッチのサッカーをワールドカップで観たかったという熱い思いも持っていらっしゃる方でした。そんな話をしつつ、何度か係員に道を聞きながら15分くらいかかってようやくターミナル2行きのバス乗り場に到着。そこでさらに15分くらいバスを待って、そこから15分くらいバスに揺られてようやくターミナル2に到着。バスを降りるとセキュリティチェックが長蛇の列。20分くらい待ったかな。ようやく搭乗ゲートに着きました。飛行機を降りてからここまで1時間以上かかった。
今までドバイの乗り継ぎは非常にスムーズという印象だったけど、ターミナル2は別ですね。要注意。
しかも・・、ドバイの空港といえばラグジュアリーな雰囲気で暇を潰せるお店が沢山あるというイメージなのに、ターミナル2はかなり小さく、ラグジュアリー感も乏しく普通の空港という感じです。お店もすぐに見終わってしまったので、眠気覚ましのコーヒーを買ってカフェで1時間以上粘りました。
搭乗ゲートには続々と日本人が集まってきました。東京からの便で来た人もたくさんいるものと思われます。眠気と疲れでかなり長く感じた待ち時間をなんとか乗り切って9時頃にドバイからエカテリンブルクへ出発!このフライトは伊丹ー羽田の国内線かと思うくらい日本人でいっぱい。約8割は日本人という中で僕の隣はバングラディッシュの学生さん。この人もワールドカップで日本対セネガルを観るんだそうな。しかもワールドカップを観るのはこの1試合だけ。何故あえてこの試合を??
だって、日本はアジアの代表でしょ。バングラディッシュは出場してないし。
うう・・泣ける。そうか、こういうアジアの国の人も日本を応援してくれたりするのね。いい試合になるといいねー。
なんて話をしてるうちにいよいよエカテリンブルクへ到着!初ロシア!
緊張の入国審査!何やら僕の前の日本人男性は根掘り葉掘り聞かれて、ホテルの予約証明とかを提出させられていて、他の人の3倍くらい時間がかかってる。うーん、もしかしてチェックが厳しい入国管理官の列に並んじゃったか?とちょっと心配になったけど、FAN IDを見せて出入国カードをもらうということ以外は他の国と全く同じ感じで、入国目的を聞かれることもなく(FAN IDがあるからどう考えても目的はワールドカップ)、ホテルも聞かれずあっさり終わりました。しかもパスポートを返された時は満面の笑みを見せてくれた。とりあえずロシアの第一印象は良し!
それにしても僕の前で引っかかってた男性はなんだったんだろう?
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