ドゥブロヴニクからボスニア・ヘルツェゴビナ日帰りツアーその3 ストン編

ガイドのブランコの好意でモスタルからドゥブロヴニクへ戻る途中でストンに寄ってくれることになりました。モスタルから1時間くらい走ったところの見晴らしの良いところで小休憩。

ネレトヴァデルタ

ネレトヴァデルタという地域でネレトヴァ川のおかげで緑豊かな一帯になってます。遠くに靄がかかっていてちょっと神秘的。ブランコがスマホで内戦の映像を見せてくれました。ドゥブロヴニクが砲撃を受けている映像でした。それを見て思い出した。スターリ・モストの麓で見つけた石碑。なんて書いてあるのかブランコに聞いてみました。老眼鏡越しに石碑の写真を見つめたブランコはちょっと間をおいて「まあ、クロアチアが悪いことをして橋が壊されたというような意味だね」と教えてくれました。戦争は立場が違えば見え方も変わるから・・とちょっと悲しそうでした。ブランコ、変なもの読ませちゃってごめんね。10分ほど休憩してストンへ向けて出発。ネトレヴァデルタからさらに1時間くらい走って到着しました。車を降りると目の前に大きな城壁が、どどーん。

ストンの城壁

城壁があるのは知っていたけど、想像よりもスケールが大きくて結構感動!しかし、この城壁はどちらからくる敵を防ぐものだったんだろうか?山側?海側?何度かブランコに質問したけど、答えがよく理解できない。まあいいか。少し歩くと小さな教会がありました。ずいぶん前に地震で崩壊したんだけど最近再建されたそうです。そんなに大きい地震があるんだなあ。ストンは城壁とカキと塩田が有名。ブランコが塩田まで案内してくれました。が、営業時間が終わっているのか、そもそもシーズンオフだから営業していないのかわからないけど中には入れない。ウユニ塩湖みたいに夕日が塩田に写ってすごく綺麗だけど、中には入れないから外から写真を撮ろう。

ストンの塩田

ここで45分観光ということなりました。観光客なんて僕らしかいないし、そもそも街の人もほとんど見かけない街で45分もすることがあるかな?とりあえず城壁の近くまで行ってみよう。と思って城壁の方向に歩くと1軒だけレストランが営業していました。うーん、カキ食べられるのかな?食べられたとしても新鮮かなあ?と悩んでいると中から親父さんが出てきた。いらっしゃいいらっしゃい!って感じ。カキ食べられます?もちろん!ということでMさんも一緒に入店。

唯一営業中だったレストランへ

店内は地元民らしき大家族が食事中でした。
申し訳ないんだけど時間がそんなになのでカキだけでも良いですか?
もちろん良いよ!
なかなか陽気なおっちゃんだ。僕ら3人は白ワインとカキを注文。お通しやワインを持ってくるたびに写真を撮ってくれたり、なぜか我々と一緒に写真に写ったり(笑)客商売をする人はこれくらい明るい人が良いなあ。

陽気なおっちゃんでした
お通し。魚のすり身かな?
ストンのカキ!

カキ美味しい!カキといえばフランスのカンカルか。あれも美味しかったなあ。ここのカキも美味しいなあ。正直違いは全くわからないし、日本のカキも美味しい。まあ要するにカキはどこで食べても美味しい(笑)。白ワイン、カキにレモンを少々というのはシンプルだけど最高に幸せな食事ですね。急いで食べたけど、集合時間に10分近く遅れてしまいました。ブランコ達に謝ると「いや別にいいよ。後5分遅れたら君たちは歩いて帰るところだったけどね」とチクリと言われました。もちろんジョークですが。ストンからの帰りでも夜景が綺麗なところで車を止めてくれたりして、ブランコはサービス精神旺盛で最高のガイドさん(社長さんだけど)でした。
2日間ありがとうブランコ!これからドゥブロヴニクへ行く皆さん、LEA TRAVELオススメです。

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