ランチを食べ終わって街をゆっくりブラブラしながら、赤の広場へ。
セキュリティチェックを受けて広場に入ります。入り口付近にロシア全道路の起点と言われている場所で観光客がトレビの泉みたいにコインを投げてます。で、投げるそばから、おっちゃんがコインを回収してます。
このおっちゃんは係員じゃないよなあ。見ず知らずのおっちゃんにすぐさま回収されると分かっていても観光客は喜んでコインを投げます。実に不思議・・。広場に入るとすぐ左手に鮮やかな装飾の教会があったので入ってみます。カザンの聖母聖堂という教会です。
ちょうどミサをしていて、聖歌隊の2人のおばちゃんが綺麗な歌声を披露しています。が、おばちゃんたちは歌が無い時はくっちゃべっていて、祈りの歌を捧げてるとはとても思えない(笑)。
スーパーのレジ打ちのパート感覚だ。お客さんが来てない時は隣のレジのおばちゃんと喋ってる感じ。
「神に感謝しますー」みたいな歌を歌った直後に
「で、ウチの旦那がこないださあ」
「ウンウンそれで?」
とやってすぐに
「我を救いたまえー」
みたいに歌ってます。毎日のように同じ歌を歌っているから緊張感がなくなったんですかね。でも観光客が少し話していると尼さんが
「シーッ」
と注意するほど神聖な雰囲気ではあります。よって中の写真は撮れませんでした。
教会を出て赤の広場へ。赤の広場はクレムリンに隣接している広場だけど、「赤」というのは古代スラブ語で「美しい」という意味で、社会主義の「赤」ではないそうです。
広場にワールドカップのイベント会場が作られていて、各国のサポーターが記念撮影をしたり、ボールで遊んだりしています。ロシアの象徴的な場所に色々な国のユニホームが集まっていて地球規模のお祭りを実感するなあ。
僕らが入った入り口の反対側に有名なワシリー寺院(正式名はポクロフスキー聖堂)がどーんと建っています。人気のスポットだけにいつも行列ができているそうだけど、全く人が並んでない。もう夕方だからかな。今は観光するつもりはなかったけど、待ち時間なしだから入っちゃおう。・・と、思ったらもう閉館してました。まだまだ日が高いけど、もう18時を過ぎてました。
まあ、まだ数日はモスクワに滞在するのでまた機会があるでしょう。
それにしても、ワシリー寺院って確かに綺麗だけどなんかちょっと偽物感があるな。ディズニーランドにある建物みたいで歴史を感じない。よーく見るとレンガのような壁も茶色のベースに白い線が塗られた壁でした。ま、でも絵になるのは間違いないです。
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