去年の8月、まだ僕はイタリアの会社に勤めていてその会社の同僚(というか同僚の域を超えてもはや親友レベル)のStefanoに再結成したOASISのコンサートに一緒に行こう!と誘われた。Stefanoは大のOASISファン。僕はそこまで熱狂的じゃないけどそれなりに好きだし、イギリスに友達とコンサートを見に行くのは楽しそうだ。
もちろんチケットが買えればの前提で、8月24日土曜にチケットが発売されるということでお互いチャレンジしてお互いの奥さん、彼女分も含めて4枚チケットを買おうということになった。
確か9時にアイルランド公演のチケット発売でイギリス分は10時開始。アイルランド分は買うつもりがなかったのだけど、テストがてら8時20分頃にアクセスしてみると既に列に入ることができたので、少なくとも40分前には行列が形成されることが分かった。(チケット販売方法によっては販売開始時間ぴったりにクリックしないと列に並べない)
ということで9時20分頃に行列に並ぶ。10時に販売が開始され自分の前に数万人並んでいることが分かる。うーむ。一人当たり最低でも2枚は買うだろう。こりゃあ結構厳しいか?
Stefanoに連絡してみるとなんと10:10分くらいにアクセス開始したらしい。呑気すぎる!笑
僕は1時間後くらいにエジンバラ公演の販売画面に入れた。まだチケットは残ってる。よっしゃ!4枚選択して購入画面へ・・。が、なぜか何度やっても4枚は選べない。2枚なら選べる。ぐずぐずしてるとこの2枚すら逃すかもしれないので購入。精算が終わると当たり前だが列から弾き出されてしまった。
そうこうしているうちにマンチェスター公演の販売画面にも入れた。こちらもチケットは残ってる。でも同じく4枚は買えない。仕方なくこちらも2枚購入。本当はStefanoと彼女のIlariaと4人で行きたかったけど仕方ない。それぞれ別々に行こうということになった。
ちなみにStefanoの方は結局販売画面にも入れず終了。おいおい君は熱狂的なファンだったんじゃないのか笑
僕がマンチェスター、Stefanoがエジンバラに行くことになった。
ということで約1年前に買ったチケット。1ヶ月くらい前に会場の前の方のエリアの入場権利を希望するか?というアンケートが来たので当然希望を出す。
どうせ当たらないだろうと期待もしていなかったので、当選のメールが来ていたことも気づかなかった。電子チケットが配信されて「Front Standing area」と書いてあったので、あれ?これ前の方のエリアが当たったの?と。
数年前にミラノで見たLiam Gallagherのコンサートはかなり前の方で、その場所をキープし続けるのがしんどかったので、今回は後ろの方でのんびり見るつもりだったのだけど、「前に行きたいか?」と聞かれればまあそりゃあ前のほうが良い。
その前のエリアの中で後ろの方に陣取って平和に見るとしよう。
金曜に仕事を終えてフランクフルト空港へ。23時過ぎにマンチェスター到着。
ちなみにUKはシェンゲンエリアではないので、ドイツに住む僕らはドイツの滞在許可証を持っていないとドイツに戻れないので、妻の滞在許可証が出来上がってなくてどうしようかと不安だったのだけど、運良く出発の2日前に受け取り完了!今回のOASISコンサート旅行は色々ツイてる。
この週末はOASISに加えてBillie Eilishもマンチェスターでライブをするらしく、ホテルは軒並み高騰。初日は到着が夜遅いということもあって街中よりは安い空港ホテルに泊まって、翌朝マンチェスターの街へ!
電車でピカデリー駅に着くといきなりOASISの広告ラッピングの二階建てバスに遭遇。いよいよ来たなー!と実感。
言わずもがなマンチェスターはOASISが育った街なので街中がOASIS歓迎ムード。OASISのグッズを身につけた人で街が溢れてます。
ホテルに荷物を置いてちょっと観光。ホテル近くのJohn Rylandsという歴史のある図書館へ。博物館のようになっているのだけど入場料はタダ。
教会のような荘厳さがあるのだけど現役の図書館でもあって、実際勉強してる人もいました。(勉強中に居眠りしてる人もいた笑)
アディダスとOASISのコラボショップも覗く。
OASISグッズを何も持ってないので何か買いたかったのだけど気に入るものが無く20分待って入店したのに何も買わず。ホテルでチェックインした時にバケツ帽子をくれたのでそれでちょっとOASISっぽくしてコンサートへ向かう。
15時会場ということで14時半くらいに着くように向かった。街から会場のヒートンパークは結構離れているのでシャトルバスで。
バス乗り場の案内がLever通りということだけだったので、Lever通りのどこなのか分からんなーと若干不安になりながら向かうと、もうLever通り全体がバス乗り場になっていてどうやっても迷いようが無い状態。
20分程度で会場着。が、バス降り場からが遠い。途中でフロントスタンディングと一般エリアが分けられて、フロントスタンディングの列に並んだのだけど、20分くらい並んだところで、その列は何か別の列(多分VIPチケットか何かのイベント用の列)だということが判明。いやー結構ロスしたけど無事入場。フロントスタンドはさらに前と後ろの二つのエリアに分けられていて、前のエリアは先着9000人程度らしい。
必ず前に行きたい人は開場の何時間も前から並んでるらしい。僕らはしんどい思いをしてまで前を希望していなかったので、開場のちょっと前に着くようにしたのだけど、無駄に並んだので結局開場時間を少し過ぎた時間にゲートに到着。
なので、もともと後ろのエリアでもいいと思ってたのだけど、この20分のロスで後ろになっちゃってたとしたら嫌だなあと思いながらリストバンドをもらう。緑色。緑のリストバンドが前か後ろかは分からない。
フロントスタンディングエリアの入り口まで進むと、僕らの緑のリストバンドは前のエリアだと判明。イエーイやったー!
さらにそのエリアの前の方を陣取ることもできるのだけど、そうするとミラノの時のようにずっとそこにいないといけないので、それはしない。このエリアの中で後ろの方でゆったり観よう。ライブまでは芝生のフードエリアで飲み食いしてゆっくり過ごす。
さっきまで降ってた雨も止んだ。敷物がわりに持ってきたゴミ袋を敷いてビールとおつまみ。めっちゃ良い雰囲気だー!マーチャンダイズも思ってたより空いていたので覗く。今日の日付が入ったTシャツが40ポンド(たけー!)で売られていたので記念に買って早速着てテンションを上げる。
前座のCASTが18時スタートなので3時間近く時間があったのだけどあっという間だったなあ。CASTが始まったのでエリアに。後ろの方は簡単にスペースを見つけられました。
CASTというバンドは知らなかったけど、イギリスでは結構有名なベテランバンドらしい。何曲かは開場全体でシングアロングが起こってた。
次のRichard Ashcroftはさらに有名でメインキャストかのような盛り上がり方。僕も2,3曲知ってる曲があった。
だんだん緊張してきた。大ファンとは言えないけど1年も前から楽しみにしていたOASIS。世界的にも注目されている再結成ツアーだし。
20:15ついにOASIS登場!
ギャラガー兄弟が手を繋いで登場したのがはっきり見えた!ワオ!
Liamが何か叫んだ。・・・が残念ながら興奮もありよくわかならない。まあこれに限らずLiamの英語はほとんどわからなかった。一応日々英語で仕事しているわけですが、ネイティブの英語はいまだによくわからない。それに輪をかけてLiamの英語は分からん。Noelのほうが聞きやすい。
ということで後でビデオを見て分かったのだけど、以下のように叫んでた
OASIS VIBES IN THE AREA!
MANCHESTER VIBES IN THE AREA!
バイブスが訳しにくいけど、意訳すれば
OASISここにあり!
マンチェスターの熱狂がここに集まってるぜ!
って感じですかね。
できるだけセットリストの情報を仕入れないようにしたのだけど最初の数曲の流れは知ってた。最初の5曲はあっという間。
ちょっと一息入れてCigarettes & AlcoholでLiamが会場にPoznan(背中を向けて肩を組んでジャンプするPoznanのサッカーチームのサポーターが始めたパフォーマンス)を指示して開場大盛り上がり。
周りの雰囲気は熱狂しているけどピースフル(ただし何度か誰かが投げたビールが降ってきた笑)。日本人をはじめとしてアジア人もたくさんいたけどそれでもわざわざ遠くから来たことが驚きなのか、多くの人が「日本から来たの?すごい!」と声をかけてくれたり、頼んで無いのに僕らの写真を撮ってくれたりと親切にしてくれた。凄い良い雰囲気。
ミラノに比べて一人当たりのスペースも広く、周りが熱唱してもLiamのボーカルがはっきり聞こえた。(ミラノの時は周りの声が大き過ぎたせいかリアムの声はよく聞こえなかった)。
中盤でNoelの歌が続く。Little by Littleという曲はついこないだまで知らなかったのだけど、この曲が盛り上がっている動画を数日前に知って聴き込んで来た。めっちゃい良い曲。OASISは僕が知らない名曲たくさんありそう。
いやー、この曲事前に知っておいて良かった!すげーいい。超感動。結果的にこの曲が一番感動したかも。
フロントエリアの前方エリアの後ろの方(ややこしい・・)だと、OASISの表情まではよく分からないけど、それでもLiamが肩をあげて息を吸い込んでいるところとかははっきり見えた。今僕は、音楽の貴重な歴史的な瞬間を目撃しているんだなと。
Stand by meもSlide awayも良かったなあー。
途中で、もう知ってる曲は大体演奏したな、あとは知らない曲が多くなるかなと思うのだけど、そこからもどんどん有名曲が出てくる。ああ!そう言えばこの曲もまだあったかと。今更ながらOASISってこんなにたくさんの名曲を生み出してたんだなあ。
Live foreverで僕らの前のイタリア人組が一人を肩車で持ち上げた。彼の大好きな曲だったらしく、曲が終わると肩車してくれた友人に感謝のハグをして涙ぐんでた。
良い写真が撮れたのでコンサートが終わったら共有してあげたかったのだけど、はぐれてしまってできなかった。
Rock ‘n’ Roll Starで一旦終了。その後アンコール(というのか?)で至高のラスト4曲。
Don’t Look Back in Angerは一番好きだった曲(過去形なのは最近色々な曲を知ってさらに好きな曲ができたから)。冒頭だけビデオに撮ろうと思ってたのに思わず見入ってしまって途中で止められず最後までフルに撮影した。基本的に生体験を重視したいから撮影は控えめにしたいのだけど、ビデオを後で見返したら追体験でめっちゃ感動できたのでフル撮影して良かった。ちなみに上の動画は奥さん撮影バージョン。
最後はChampagne Supernova。完璧な終わり方。完璧なセットリスト。会場の雰囲気、気候、ファン、全てが最高だった。何度も書いているように僕はOASISの熱狂的なファンとは言えない。アルバムも全部持ってるわけじゃ無いし、今日も知らない曲が数曲あった。それでもこのコンサートが今まで行った中で一番良いコンサートだったとはっきり言える。
最高でした。OASIS、Manchester、本当にありがとう。あときっかけをくれたStefanoもありがとう。
セットリスト
- Hello
- Acquiesce
- Morning Glory
- Some Might Say
- Bring It On Down
- Cigarettes & Alcohol
- Fade Away
- Supersonic
- Roll With It
- Talk Tonight
- Half the World Away
- Little by Little
- D’You Know What I Mean?
- Stand by Me
- Cast No Shadow
- Slide Away
- Whatever
- Live Forever
- Rock ‘n’ Roll Star
- The Masterplan
- Don’t Look Back in Anger
- Wonderwall
- Champagne Supernova
帰りのシャトルバスも想像よりも遥かにスムーズで運営も素晴らしかったです。
翌日はファンショップ(昨日行ったアディダスとは別の店)に朝イチで。アディダスショップよりも混んでいて40分も並んだのだけど、こちらも欲しいものがなくて何も買わず。
そのあと国立サッカー博物館へ。サッカーの博物館が国立ってのがサッカーの母国っぽくて良い。
博物館の後パブでお昼を食べてフランクフルトに帰りました。新婚旅行以来2度目のマンチェスター。偶然にも結婚記念日に重なった最高のマンチェスター旅行でした。

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