日本でも結構知られているバーニャカウダ(Bagna càuda)がピエモンテの名物だというのはトリノに来るまで知らなかった。
初めて同僚とランチに行った時にそう教えてもらって、日本でも結構有名だよと伝えるとみんな驚いてた。ピエモンテのローカルフードがなぜ日本で??という感じで。
日本人は美味しいものに熱心だし、一気に流行ったりするからね。世界中の色々な料理が食べられるという点では日本(東京)に勝る都市ってないんじゃ無いかな?
そんなバーニャカウダですが、アパートの大家さんが本格的なバーニャカウダを作るから食べにおいでよ!と誘ってくれたので、お邪魔してきました。
今日の手土産はもはやワインは諦めて(大家さんはワイン通なので)、Briccodolceのクッキーにした。
幸い大家さんはBriccodolceを知らなかったので良いお店を紹介できたと思う。
さてバーニャカウダですが、想像していたのと全然違いました。
日本で食べるバーニャカウダって白くないですか?あれはパンナ(生クリーム)が入っているのだそうで、間違いではないのだけど、本来はパンナ無しらしい。(まあいろんな人が「本来は」と様々なレシピを語るのでしょうけど)。
なので思わず「これは何?」って聞いてしまいました。
「え?これがバーニャカウダだよ」
って大家さんはきょとんとしてました笑
野菜とかパンとかをつけて食べるのは日本と一緒です。とても美味しいのだけどオイリーなのでそんなにたくさんは食べられません。
あと大家さん曰くバーニャカウダに一番合うワインはBarberaとのことです。
帰りにFABRIZIO RACCAのケーキをお土産にくれた。最初にお呼ばれした時もここの特製パネットーネをくれたなあ。懐かしい。
もうすぐトリノを出て行かなきゃいけないことは大家さんにもう伝えた。でも連絡は取り続けようって約束して締めました。
良い大家さん。本当にありがたい。

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