朝Feylesの工場に行ったあと、同僚に勧められたアスティとトリノの間にある修道院へ。
12世紀のロマネスク様式の修道院。ひっそりと佇んでいるのだけど観光バスも来ていたので人気のある修道院のようです。
中の構造は少し変わっていて、教会の内部にさらに内部があるような作りになってました。
その内部の内部の壁に施された彫刻が可愛らしくていかにもロマネスク。

中庭の回廊も歴史が感じられて素敵です。

いくつか昔の絵も残されていておそらくこの修道院で一番貴重と思われるマリア様の絵は修復中だったのだけど、そのレプリカに日が差していてちょうどマリア様の部分を照らしていて、神々しいものを感じました。

修道院参拝の後、これまた同僚のアルベルトに勧められたCa’Mariucciaというアグリツーリズモへ。電話しても誰も出ないので営業してないかもしれないけど近いのでダメ元で向かう。

アグリツーリズモだけに牛とかアヒル(ガチョウ?)がいました。
入り口まで行くとどうも人の気配がない。やっぱりお休み?一応ベルを鳴らすと人が出てきた。ああ良かった。
「今日はお休みなんですよ・・」
あ、やっぱり。残念。
「でも、ちょうどトリュフ狩りツアーのグループがこれから食事を取るところだから、それと同じメニューなら出せますよ」
おお!全然それで良いです。ラッキー!


一体どんな料理が出てくるのか、そして値段はいくらなのか、何から何までわからない状態でランチが始まる。

ハム、チーズ、フォッカチャ、フッカッチャっぽいピザが出る。スパークリングワインに続いて赤ワインも出てきた。
インサラータ・ルッソとか卵にハーブのソースがかかったものも出て、カルネクルーダもでた。結構しっかりしたコース。フォッカッチャとかたくさん食べたいのだけど、この後何がどれくらい出てくるのかわからないので控えめに食べる。
そしてどれもこれも本当にうまい!さすがにアルベルトのおすすめだけある。
そしてメインはトルテリーニ!

締めはティラミス!
スパークリングワインと赤ワイン2杯。でこのしっかりしたコース料理。果たしてお会計は?二人の予想は少なくとも一人60ユーロはするだろうと。
ところが結果は40ユーロ!何それ?激安。
多分、ツアー参加者用の食事で多少多めに作っておいた分だから値段は有って無いようなもので適当に値付けしたんじゃないかな。それにしても良心的なお値段。店員さんもみんな感じが良かった。
トリュフ狩りのグループにもお礼を言う。あなたたちのおかげで僕らもランチを食べられました。トリュフ取れると良いね。
僕らも値段も中身もわからずよくまあ決めたもんだよ。ざっくりは説明してくれてたけど。
ということで最高でした。トリノを去るまでにもう一度来たいけど・・・


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