マントヴァのチョウザメ農園の帰りにどこか行ったことのない街に立ち寄りたくて選んだのはクレモナ。ヴァイオリン制作で有名な街です。

ジブリアニメの耳をすませばの男の子がヴァイオリン職人になりたくて中学卒業後はイタリアを目指すのですが、おそらくそれはクレモナだったと思われます。

ぶっちゃけバイオリンには全く興味がない。だけどそのヴァイオリン制作技術は無形世界遺産に指定されてるということなので、ミーハーなので寄ってみることにしました。

マントヴァから1時間程度で到着。ヴァイオリン博物館で開催されるコンサートの時間までまだ少しあったので街を少し歩く。

さすがにヴァイオリンの街だけあってそこかしこにヴァイオリン工房があります。

ヴァイオリン工房がたくさんあります

有名なヴァイオリン職人であるストラディバリが住んでいた家もありました。家の前の銅像はヴァイオリンを持つ手の部分が壊れてしまっていてなんのこっちゃ分からん銅像になってしまってたけど。

もともとこのストラディバリの左手にはヴァイオリンが握られていました・・

広場でちょっとしたお祭りが開催されていたのでポルケッタを挟んだパニーニを買って広場で食べる。

クレモナの教会前でパニーニランチ

そうこうしているうちにコンサートの時間が迫ってきたのでヴァイオリン博物館へ。

ヴァイオリン博物館

高価なストラディバリ作のヴァイオリンの音色が楽しめるミニコンサートで、一人たったの15ユーロ。僕らみたいな素人観光客向けのお値段。

コンサート会場

何千万円だか何億だかの価値があるストラディバリは専任の管理者がいました。

素人でも楽しみやすい曲でウトウトせずに楽しめました。アジア人の演奏家もちらほら。ストラディバリの音色の違いは当然分からず😅

馬の耳に念仏とはこういうことを言うのでしょうなあ笑

コンサートの後は博物館を見学。ストラディバリも多数展示されてます。

しなやかな曲線、歴史を感じる木の温もりはうっとりするが、他のヴァイオリンと何が違うのかは全く分からなかった。

数々の名バイオリンがたくさん

造形の素晴らしさもいまいちよく分からなかったので、こちらの方は猫に小判といったところでしょうか。

まあともあれヴァイオリン制作が盛んな街という変わった特色を持つクレモナに来れたのは良かった。

博物館を見終わってトリノに戻りました。車で約2時間。サクッと行ける距離に色々な街があるなあ。

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