スロベニアのブレッド湖からトリノへ一気に帰らずにイタリアのどこかの都市で一泊しようと考えていたのだけど、直前までどの街に行くか決めかねていてようやく前日にヴィチェンツァに決定。

理由は世界遺産の都市であることと、町外れに良い感じのレストラン付きのホテルが見つかったこと。

11時過ぎにブレッド湖を出て途中渋滞に巻き込まれて高速から一般道に降りながらもどうにか15時にヴィチェンツァ到着。

宿に向かう前に少しだけ街を観光することにした。何しろ前日に決めたので予備知識はほぼゼロ。イタリアの街は8月のバカンス期間は基本的にほとんど人がいない。

それでもヴィチェンツァは世界遺産の都市で観光客が来るだろうからある程度人が残ってるのかと思ったけど、トリノと同じくらいもぬけの殻状態。レストランも閉まっているところが多い。

まずは街の中心地へ向かう。

サン・ロレンツォ教会

大きな教会があったのだけど中には入らず。最近教会に来ても中に入りたいと思わなくなった。多分、非クリスチャンとして一生のうちに教会を訪れる回数の上限を超えたんじゃないかと思う笑

一応外観だけ写真を撮って、広場へ向かう。

ヴィチェンツァの一番の広場

広場到着。ここは・・・凄い。想像していたよりも遥かに立派な建物が並ぶ広場。バカンスシーズンで街には人が少ないけどここは少し賑わってました。

空がもう秋模様

いくつかの建物は見学もできるようだけど、ここもパス。

近くのカフェで一服して、今日のホテルに電話してレストランを予約。街中でいいレストランがあればそこで食べようと思ったけど、ほとんどのレストランが休みだったので結局ホテルのレストランにしました。

休憩後もうすこしだけ街を歩く。ヴィチェンツァという街はアンドレア・パッラーディオという建築家が残した建築物が多く、そのおかげで世界遺産に指定されている街です。

そのパッラーディオの建築を一つくらい見ておくかってことで、オリンピコ劇場に行くことにした。古代ローマ劇場のようなスタイルの屋内劇場。世界で初めての屋内劇場なんだそうな。建設開始後2ヶ月でパッラーディオは亡くなってしまったので、彼は完成まで見届けていない。なのでパッラーディオの作品と呼べるのか分からないけど、ともあれ素晴らしい劇場でした。

オリンピコ劇場

今でも使われているらしい。ただ少しカビ臭く、強烈に蒸し暑かった。公演中は冷房をつけられるのだろうか?(そうでないと到底耐えられない)

客席の後ろに飾られた彫像達

ということでさらっと観光を終えてホテルへ。ヴィチェンツァに来た一番の理由は観光ではなくリラックス。旅の疲れを一旦ここでリセットするために寄ったので、ホテルでゆっくりします!

街の中心地から車で15分くらいの郊外にあるVilla Michelangeloというホテル。

いい感じ!

広々とした庭もあって結婚式とかもできるようで、新婚さんと思われるカップルが下見に来てました。

そしてプールもあります!温水だしプールサイドでお酒も飲めて、山の景色も見れて最高。

プカプカ浮かびながらのんびりー

プールでリラックス

そして夜はホテルでディナー。レストランも素晴らしい!妻がドルチェの時にサプライズもしてくれて夏の旅を締めくくる最高のディナーだった。

アニェッロ(子羊)美味しかった
星空の下で食べるディナーでした

こういう郊外にあるレストラン付き(プールもあれば直良し)ホテル大好き。

Share this:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Comments